高円寺再開発反対パレード! 〜中央線文化の逆襲!

いま、高円寺再開発の他にも、同じ中央線沿線の西荻窪や阿佐ヶ谷でも再開発計画がすすんでいる。どれも、古くからある商店街や街並みを壊すもの。高円寺再開発計画は大きな反対の声によってギリギリ食い止めてる状態だけど、西荻や阿佐ヶ谷はより切迫した状態で、着工が目前に迫っているという。

ちなみに、中央線で言うと、吉祥寺はだいぶ前に駅前を大規模開発され、中野も最近開発が進み、どんどん各エリアの大都市化商業化が進んでいる。中央線以外にも、立石の再開発をはじめ、各地の味のある古い街並みが次々と消滅の危機にある。

もちろん、すべての開発がダメだというのではない。ただ、いま東京で行われている再開発ラッシュは、開発していい場所と開発してはいけない場所の見境なく進めてる感じ。

かつての高度成長以来、再開発して近代的なビルを建て、街を商業化して、それを「発展した~!」と喜んできたわけだが、いざここに来て振り返ってみると、その「発展」と引き換えに、独特な店や味のある雰囲気、人間味あふれる街の光景などがどんどんなくなってきていることにみんなが気付いた。カオス感あふれる雑多な街での新たに発見する楽しみもなくなり、そして逆に人のつながりが希薄になったせいで治安も悪化。実は「発展」に見せかけた「後退」だった。そんなこともあり、旧来の方式の再開発にはもうみんな飽き飽きしているし、なんの魅力も感じない。そして逆に、いまは古い街並みの味のある雰囲気がメディアや若者からも注目され、小さな個人店を開きたいという人も増えているぐらいだ。

そんなタイミングでの中央線沿線の再開発ラッシュ! 中央線文化なんて、東京では最後の砦のようなところ。わざわざそこを旧態依然としたどこにでもあるような再開発して無機質な街にしてどうする! そういうのはもういいんだってば。文化は雑多なところから生まれる。それを何もわかってない。

開発をする行政やディベロッパーなどからしたらお金になるのかもしれないし、あるいはかつての高度成長の幻想をまだ見てるのかもしれないが、それと引き換えに膨大な大事なものを、また失うことになる。

ここへ来てなぜか各地の再開発計画が束になって押し寄せてきている。じゃ、こっちも束になってまとめて葬り去るしかない。

冗談じゃない、文化を壊す再開発なんかいらない! 中央線にニセ新宿やニセ渋谷は要らない!

ということで、11/10(日)はこちらへ是非!!!

↓ ↓ ↓

■第2回 高円寺再開発反対パレード

2019年11月10日(日)

13:30 高円寺中央公園 集合

14:30 巨大パレード出発 高円寺~阿佐ヶ谷

★BANDサウンドカー

パンクロッカー労働組合withイヌイジュン(ex THEスターリン)

ねたのよい

天狗ROCKERS

★DJサウンドカー

ねるとんaka H.E.W.$

MST-VRN

RADIO JAKARTA

Love-injector

EYELASH

※音響協力 : n.a.m / LOFT PROJECT

★TALK

三浦ゆうや(弁護士 / つながる会杉並)

佐藤洋平(稲生座 / ニャンダラーズ)

斎藤正明(斎藤電気 / 高円寺北中通り商店街 役員)

松本哉(素人の乱5号店 / マヌケ宿泊所)

毛利義孝(東京芸術大学教授)

ほか、高円寺に所縁のある方たち多数!!!!!!

★アフターパーティー

18:00start

LOFT X(杉並区梅里2-9-11 小池ビルB1 / 新高円寺駅そば)

【LIVE】

リトルキヨシ

まのけばJETT

チャン・オータ

パンクロッカー労働組合

ほかトークもあり

【一杯のルルララ&ハ・ホンジン】日韓マヌケ交流週間、無事終了〜

疲れ果てて帰る間際に見えるが、到着した瞬間の写真。早朝便の貧乏飛行機で来たのでいきなり死にそうになりながらスーパーへ買い出しに

韓国ソウルのインディーカルチャーの重要スポットの「一杯のルルララ」店長と、ソウルのブルースギタリストのハ・ホンジンの日本襲来。なぜ来ることになったかは前の記事を参照。

今ニュースでは、日韓関係は修復不能とか史上最悪とか言われてる。国を挙げたテレビとネットの中の茶番劇ご苦労様です。しかし、現実はそうは甘くはない。両国のマヌケすぎて末端中の末端のやつら同士は、すでに取り返しのつかないぐらいの遊び仲間飲み仲間としての信頼関係を築いてしまっている。

と、言うわけで両名を歓迎〜!! 特にルルララ社長は初の高円寺。これは楽しんで帰って欲しいね〜。

3日間はなんとかBARの看板を取り外し、幻のルルララ看板が登場!

まずは、名店中の名店「一杯のルルララ」の3日間限定の高円寺店開催〜! 場所は毎度お馴染みのなんとかBAR。

ソウルでも最近よく一緒に飲み歩いているこの二人のチームワークがいい!

やる気満々の二人。さすがビール好きの店長、美味しいビールがたくさん揃えてあって、本当にルルララに来たみたい。しかもやたら美味い料理もたくさん用意してくれた。やばい、本気だ!!

カウンター内にいると謎の安定感を発揮する店長

で、開店早々たくさんの人がどんどん来てくれる。当然、なんとかBARによく来る人も来てくれるけど、韓国人のお客さんがすごい多かったのがすごいよかった。ルルララはアンダーグラウンド文化圏ではやはり有名な店だから、知っている人は知ってる。だから、日本に住んでる韓国人からしても「おお、ルルララが来るの!?」って感じだし、偶然旅行に来た人も「なぜここに!」と、面白がって来てくれた。いや〜、なんかいいね!

そこへ、マヌケゲストハウスやら近所から、安定の台湾人、香港人、中国人などが遊びに来て、欧米からの人たちも加わり、例によって誰が何語で話してるか意味不明になる感じ。

閉店前に店長も客席に来て落ち着いて飲む一杯がまたおいしい。というか、この感じソウルのルルララでもよくあった! 同じだ!
ホンジンTシャツとホンジントート。相当自分が好きな人にしか見えない。

そして今回、重要な役割を果たしているのがハ・ホンジンTシャツ作戦。ホンジン氏、今回はソロで来ているんだけど、ソウルでは最近ベース、ドラム、ハーモニカのメンバーと共に4人でバンドスタイルで活動しているとのこと。さらに他のメンバーはみんな若くて日本に来たことない人も多いとのこと。なるほど、じゃあなおさら来て欲しい! ということで、なんとか次回の渡航費を捻出できないかということで始まったのが、Tシャツ作戦。これをたくさん売って、今後、バンド編成の高円寺ライブを実現させたい!

ちなみにTシャツ作戦、別に資金集めだけじゃなく、あるとインパクトがあるのでイベントの宣伝にもなったりする。まさに一石二鳥。むやみやたらとグッズを作るのはいいので、皆さんも是非やってみて〜。あと、まだTシャツやトートバッグあるので、欲しい人も欲しくない人も素人の乱5号店で是非!!

カウンター内の二人が面白い
THE 天国畑 HE☆PO☆PA。ドラムが加わるとTHE 天国畑 JAPON。

さて、3日間のルルララ高円寺店が終了した翌日は、ハ・ホンジンライブ! 場所は高円寺南口の「喜楽 Music Warehouse」というスペースで、楽器屋さん兼イベントもできるところで、たまにイベントなどやらせてもらってる。

まずトップはTHE天国畑HE☆PO☆PA。毎度お馴染みのパンクロッカー労働組合の4人だけど、実はボーカルの村上くんを除いたメンバー3人が作っているバンドが天国畑。ライブの日程が決まった直後、その村上くんが「いや〜、出たいっすね〜。ライブやりたいっす!」と、ものすごいアピールして来たので、密かに天国畑にオファー。惜しくもドラムなしバージョンでということになったけど、すぐに快諾。天国畑出演決定を発表した直後にフライヤーを見た村上くんが「マジっすか! 俺だけ出れないんですか!」とビックリしていたが、やはり人生山あり谷あり、たまにはそういうこともある。…と、いうより今回はブルースマンのハ・ホンジンメインなので、いきなりパンクバンドじゃどうにもこうにもならないので、天国畑ににやってもらうことになり、オープニングから落ち着いたサイケデリックないいライブをやってくれた!

へよか。東アジア地下文化圏への進出に期待!!!

次は、へよか。こちらはロックンロール全開のバンド。ホンジン氏、最近はバンド編成でブルースロックっぽい感じでやってるということもあり、最初に頭に浮かんだのがへよか。ブルースとロックンロールは根っこが同じところがあるので相性も超いい。案の定、ホンジンもギタリスト魂が熱くなって、「へよかよかった。ギターもかっこよかった!」と、ご機嫌に!

ブルースマンのハ・ホンジン。親はヤクザ

ラストはハ・ホンジン。今回はアコギで弾き語りスタイル。ギターも上手だし、デルタブルース好きとあって泥臭い感じのブルース曲が多いんだけど、体の奥底から滲み出るマヌケな感じは隠すことはできず、アホな内容のMCも多くなんか喋るたびにみんなが笑う。あ、ホンジン氏、日本語はすごい上手。

自分で刷って、自分で国に持って帰って、自分で売る。これは恥ずかしい!

さてさて、3日間のルルララ高円寺店とライブの任務をこなし、ようやく肩の荷が下りた二人だったが、Tシャツ出現の噂が本国韓国にも漏れ伝わり、あろうことか韓国から大量注文が!!!!!!! ということで帰国前夜には急遽Tシャツを増産。大量のホンジングッズがついに海を越えて韓国へ!!!!! 野暮ったさも若干出るように英語やハングル表記じゃなくあえてカタカナにしたけど、海外からみたらその方が実はちょっと特別っぽくていいのかも。おー、勉強になるね。

実物を見て「なんだ、リーゼントじゃないじゃん」と100回は言われた様子
よく見たら毎日同じTシャツのルルララ店長

そして、Tシャツ大量増産の作業の後は、いよいよ最後の最後ということで、軽く打ち上げ。なんとかBARで、ここ数日間毎日のように顔を合わせていた高円寺の他のみんなと改めて飲み直す。ルルララ店長も10年以上続けてきた店が休店中とのことで、ここぞとばかりに羽を伸ばしてる感じで超楽しそうだった。自分自身もこの二人とはもう10年ぐらいの知り合いだけど、こうして遊んでいると改めて仲良くなる感じ。

今回の東京滞在中にも、ライブの時に来てくれた人がやっている池袋のスペースで、今度来た時に1日ルルララやらないかとお誘いもあったり、ハ・ホンジンの関西のライブも具体化して来た。いやいや〜、こういうの大事だね。いろんなことが誘発して交流が深まってくる。それに、何を隠そう今は日韓関係が最悪だから飛行機代が激安で、いつでも日本に来られるし、こっちもいつでも韓国に行けるのだ。

いや〜、いい時代になってきた。

【報道】江上賢一郎氏、ミャンマーで無一文になって帰れなくなる

9月6日、関係筋の情報によると、ミャンマー滞在中の東アジア地下文化研究家の江上賢一郎氏が現地で盗賊に遭い、無一文になった。片道切符で渡航していたため、現地でニッチもサッチもいかなくなり、「松本さん助けて〜、ミャンマーから帰るチケット買うの手伝って〜」と泣きついてきた。

素直に、自宅のある福岡までの飛行機を代わりに買ってあげてもいいけど、こういう面白い話の時にそれは少しもったいない。そう、これからどこに行けるかは江上氏本人には決めることはできないのだ。どこ行きのチケットを買うかはこちらの気分次第! ワッハッハ、残念だったな。俺を頼ったのが運の尽き。

と、いうことで!!! こちらをご覧あれ! ジャーン!!!!

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早速作りました。江上帰国すごろく!!!!!!!!

サイコロを振って福岡に向かえ! さあ、江上氏は果たして無事帰国することができるのか!?!?!?!?!?! 近日中に運命のサイコロが振られてしまう! 乞うご期待!!!!!!!!

快挙! ついに八王子に謎の新スペースが出現!!!

つい先日、素人の乱5号店で店番をしていると、大学生風の男女二人がやって来た。「あ、松本さんですか? 本読みましたよ〜」という。いや、これは嬉しい。ありがとう〜

これまでに書いた本は国内版以外にも台湾版や韓国版、中国海賊版などもあるので各地から来てくれる人は結構多いんだけど、やはり本を読んでくれて、しかもわざわざ来てくれるのはありがたいとしか言いようがない!!! ただ、たいていの人は「自分も何かやりたいんですよ〜」というので、「おおいいね! メチャクチャやったほうがいいよ〜!」なんていう話をして終わることが多い。

ところがこの二人が言うには「いや〜、勢いで訳のわかんない店を開いちゃったんですよ〜」という。すばらしい! 大バカだ!!!! 後先考えずにノリだけでいい加減なことやり始めたものの、あとで後悔しつつやせ我慢で突破したりしてグレードアップしたり大惨敗したりする感じ。こういうの最高! 行ってみたい!!!!!

八王子駅の目の前にもかかわらず超古い建物。いいなー、こんな場所あって

ということで、善は急げ。早速行って来ました、雑貨屋兼BARの「陳陳」という場所。なんと100年近く前の古い家屋を改造して作ったスペースとのこと。

とんでもない企画とかをやりまくっていた美大生を中心に数人で共同運営しているとのこと。そうそう、店やスペースを開くことを人生かけた大ごとだと勝手に勘違いしてる人が多いけど、何人かで協力したらあっという間にできてしまうのだ。いいねー、このカジュアルさ。

店長(?)の田坂くんと。一見すると好青年だけどやることはとんでもない

聞けば、最近八王子界隈で『貧乏人の逆襲』や『世界マヌケ反乱の手引書』などの本を「これヤベーから読んだほうがいいよ!」と、八王子中を飲み歩きながらオススメしまくってる謎の人物がいるとのこと。なんだなんだ、オマエは誰なんだ〜。ありがとう〜。世の中をメチャクチャにしよう〜。伏兵八王子発の世界大パニック近し!!!!!

店内もすごいいい感じ。ふざけた場所っていうのは基本的に営業もいい加減なのかと思いきや、結構ちゃんとやっててすごい居心地の良さ! 今度ここで何かイベントとかやりたいな〜

ちなみに高円寺から八王子に向かったのはいつもの無国籍チーム。ちょっと紹介してみよう。上の写真の左から順に。

順(マレーシア) ボクサーみたいな顔してるけど、田舎の八百屋で働いてる絵描き。クアラルンプールでもふざけたスペースを運営していた。嫌いなことは「忙しいこと」。

シム(韓国) 「決まった時間にマジメに働くのは無理」と豪語する天性のダメ人間で、現在は東京芸大で学ぶ。座右の銘は「もう一杯飲むでしょ」と「酒おごって」

マーク(香港) 頭のおかしい映像作家。日本にもドキュメンタリーを撮りに来ているが、カメラも回さず遊んでばかりいる。基本的にいつも勢いでふざけたことをやろうとする。

ユミ(台湾) たまたま高円寺を歩いている時にマヌケゲストハウスの看板を見てしまったのが運の尽き。面白半分に泊まり始めたら一挙に世界中の大バカなやつらと友達になり、毎日高円寺で遊ぶようになった。

お酒もいろいろ。カウンター席もあり一人で行ってもよさそう

なんでも大都市の中心部に行くというのは面白いことではなくて、やはり各地に謎のスペースがあることが一番面白い。東京23区を滅ぼそうとしている八王子人などにもオススメ!

「陳陳」

八王子市子安町1-9-3 / だいたい19時から&不定休

高円寺に香港地下文化大使が着任!

各地のオルタナティブカルチャー圏の交流のために大使を受け入れて理解や親密度を高めようという、地下文化大使の試みを始めてから早くも一年! いやー、早いもんだな〜

地下文化大使(マヌケ大使)についてはこちら!

当初はそんなにうまく大使なんてやりに来てくれるのかと一抹の不安もあったけど、蓋を開けてみたら大使制度は大人気で次々と高円寺に滞在しに来てくれて、いまのところ途切れることなく大使が着任し続けている。今の所こんな感じ。韓国→中国→台湾→韓国→台湾と引き継がれてきており、みんな高円寺で遊び歩いたり飲み歩いたりしながらそれぞれホームタウンの情報をたくさん教えてくれたりと、文化交流としては超最高だし、お互いにとってかなり有意義なことになっている。

さて!!!!

で、次に就任する大使は、いまアジア圏で一番ホットな香港からの大使着任! その名も文李(マーク)というやつで、彼は去年の夏に台湾のバンド共犯結構が東京ツアーをやった時に高円寺に来ていて、それがキッカケで東アジアマヌケ文化圏の奴らと大量に知り合った。そこからは台湾や日本にもなんども訪れ交流しまくっている。そして、先月から香港で巨大なデモが発生して以来、いろんなアジア圏の友人たちが香港に応援に行く時にも香港現地で面倒見てくれたりと、いろいろとお世話になった人物だ。とは言っても近年のアジア大バカ圏の奴らと同様、くだらないことばかり言いだしたり呑んだくれてたりと、安心のロクでなしだ。

70年代のフォークシンガーのレコードジャケットみたいだけど、そうではなく先週撮った写真!

ということで、これからしばらくは高円寺を中心として東京近辺に、この文李がウロウロしていると思うので、みなさんもよろしく〜〜〜

単にイベントや旅行で来ている人と違って、大使は常にヒマそうにウロチョロしているので、いろいろとどうでもいい話題や腹を割って話したりもできるのがいいところ。そう、香港地下文化についてもいろいろ教えてもらう大チャンス!!

これは高円寺に遊びに来るしかない!!!

京大吉田寮にて香港支援イベント!!!

京都大学の吉田寮にて、雨傘運動の時のドキュメンタリー映画の上映会と、今回の逃亡犯条例についてのイベントをやるとのことで、いままた京都に! 雨傘運動を振り返りつつ、相違点や進化したところなども話し合おうってことで、なかなか有意義な企画。

そもそも、この京大吉田寮自体がいま自治の危機にも直面していることもあり、ここでやる香港イベントは重要。方や国家や社会の自治や独立に関することで、方や大学内の学生寮の自治と独立。一見別問題のような気がするけど、実は根底では同様の問題。

今日(7/14)も第二日目があるので、ヒマがある人は是非〜

立て看板による宣伝はいいね〜
100年不変の安定感!
今回は連休で交通費がべらぼうに高かったので、車で京都に。ボロすぎる素人の乱号(ドラえもんカラー)も吉田寮に来たら新車に見える!
京大にも香港連帯の立て看板
イベント後は近くの村屋へ。ここは以前から京都飲んだくれ界にその名を轟かせてる名店だが、2ヶ月前に現在地に引っ越し。引っ越しても同じだった!

香港作戦・外伝 〜インターネット上に重要情報はなにもないので、各地を回る

かつてインターネットが登場した時、世界中の情報にアクセスできるようになり、その後SNSが登場してからは、世界中の個人と繋がれるようになり、無数の情報が入ってきた。「これはすごい!」「ネットを見ればなんでも知ることができる!」と、思っていたのも束の間、いま世界ではネット上から重要情報が続々と消えつつある。

例えば、政治的に規制の多い中国やロシア、中東などでは、ちょっと反体制的なものは規制されるので、その手の情報はない。社会を皮肉ったアートや音楽も消えていく。では、日本はじめ規制の少ない国では自由かといえばそうでもなく、逆に細かいどうでもいいような問題で「それはよくない」などと言われるようになり、みんなが自主規制するようになっている。そう、政府や社会の監視の目が厳しくなって以来、反骨精神あるもの、ぶっ飛んだもの、めちゃくちゃなものなどが、ここ数年で続々と消えていっている。それを嘆いたり、対抗してネット社会に切り込んだりしてもしょうがない。今やネットっていうのはそういうものなのだ。そういうものとして適当に付き合っていけばいい。印象深いのは数年前に中国に行った時、現地のインディーズカルチャーにバリバリに通じてる人が「ネットにあるものって、その時点でつまらないものってことだからね〜」と、さらっと言ってたこと。なるほど、確かに謎の管理者から許されたものってことだし、そりゃ面白いものは激減してるだろう。でも、実際には世の中から面白いもの自体が消えていっているわけではなく、オフラインの世界に大量に移行しているだけだ。うーん、今から思うとインターネット万能の世界観って、一瞬だったな〜

と、言うわけで、香港滞在中はデモにも参加しつつ、各地を走り回った! そう、なにせ面白いものは現場にしかないからだ。当然、このブログでもほとんどは紹介はできないが、片鱗だけすこし紹介してみよう。

うっかり「Tシャツ刷りたい!」と言ってしまったばかりに100枚ぐらいする羽目になったイカル氏

まずは、普段いろんな手作りの小物などを作って売っているKIMIちゃんのところに遊びに行く。デモで配るTシャツをシルクスクリーンで刷るというので手伝いに。知り合いのレコード屋やお店からデモへのサポートとしてバンドTシャツや無地のTシャツを大量にもらったとのことで、死ぬほど刷りまくる予定とのこと。「自由閪(自と由も門構え)」という文字をひたすら刷りまくる。これ何かというと、少し前に警察がデモ参加者に対して言った「豬閪」という罵声から来ている。「豬閪」は広東語の悪口で、ジューハイと読む。直訳するのは少し憚られるが、まあクソ野郎ぐらいに思っといてもらえれば。で、警官がそんな悪口を言ったことにみんな超頭にきたが、それをすかさず転換。「豬」と「自由」の発音が少し似てるってことで自由閪という言葉ができて、これがいきなり大流行し始めた。「クソ野郎じゃねー、俺らは自由野郎だ」みたいな反撃法だ。いいね〜

Tシャツもいろんなバージョンが各地で作られ、デモ会場でもとんでもない量がばら撒かれていた。

造語自由閪。警官の失言から1〜2日でTシャツが香港中に出回る機動力!
KIMIスタジオでも続々と刷られていく

ちょうどデモや大きな行動がない6月20日、せっかくアジア各地の人たちが集まってるからとのことで、情報交換や交流のイベントをやることに。本当のイベント名は「諸20東亞高峰會(東アジアサミット)」。諸は中国語でジューと読み、G20に似てる。ちょうど大阪でG20が開かれるので、それに対抗してつけた名前。実はもうちょっと真面目な告知文だったんだが、もう少しふざけた人にもきてほしいと思い、もう一枚勝手にチラシを作成したのが上のふざけたポスター。

各地からの参加者による諸20サミットの事前打ち合わせ

前日には「8樓(8階)」というスペースにて事前打ち合わせ。このスペースがまた香港の重要スポットで、香港の学生自治組織の学連(日本でいう全学連みたいなところ)の一部局が独立したところ。香港の左派運動の中では結構重要なポジション。惜しいことに立ち退きで出ないといけないことになっており、最後にギリギリ使わせてくれた。ここは10年ぐらい前から時々遊びに来てるところで、完全にかつての法政大学学生会館みたいなところ。惜しいな〜

さて、当日の諸20イベントは結果大成功で、たくさんの人が集まり、飲みながらかなり重要な議論を展開した。いやー、すごいよかった!

どんな人がどれぐらい来て何を話したかは割愛(すいません)。写真も割愛(ごめんなさい!)

さて、香港の今回の運動の中で最も重要なのが、中国の存在。もちろん中国政府からの圧迫を危惧しての運動な訳だけど、一番注意しないといけないことは盲目的な反中国運動にならないこと。こうなっては単なる国家主義のぶつかり合いになってしまい、本来の自分たちの生活や自由を守ることから離れてしまう。

ということで、隙を見つけて国境を超え、中国側に潜入!!! 中国広東省の省都広州へ。

毎度おなじみ、広州の上陽台のみんな。いつも通り集まって遊んでた

何をしに行ったかは割愛〜(すまん!)

5月のパンクロッカー労働組合アジアツアーでお世話になった小吉オフィスに遊びに行く
すると、彼のレーベルの仕事が全く間に合っておらず死にそうになってたので、みんなでカセットの封入を手伝う
山のようなカセットを続々とパッケージ

中国作戦が終わってからは、香港の田舎へ。そう、実は香港は大都市だけではない。田舎にて秘密作戦を敢行!!!

香港の離れ小島
なにもない

そして、香港を離れた後は、なんと韓国ソウルへ!

偶然にも、韓国で活躍するミュージシャン、佐藤行衛さんも

ソウルの人たちとも香港の話をするけど、韓国も日本と状況は全く同じで、保守派も革新派も自分に都合いいように解釈して「香港頑張れ!」と、応援しているという。うーん、全く同じだ! そこで香港であったことなどをみんなと共有。やはり、実際に行って、みんなと話してみないと何もわからないということで、この時一緒に飲んで話したサンヒョンが自分と入れ替わりで香港に向かった。

いや〜、今回の香港行きで思ったけど、今や情報はネットにないことばかり。本当に行ってためになった。しかも、それをみんな感づいているのか、アジア圏の奴らがやたらと行き来しているのもすごくいい。しかもそれがみんな飲み友達感覚でつながっているので、行きたいとなったら現地の友達に電話して「来週遊びに行くよ〜」って感じでふらっと行っている。おお、よくよく考えたらこれがインターネット! 各地のローカルなネットワークがあり、それを全て繋いでいくようなネットワーク、それがインターネットの語源だ。そうか、インターネットって別にIT用語でもなんでもなかったんだ! 自分たちの身の回りのコミュニティーのことでもあったんだ!!! …ま、語感がダサいからわざわざは使わないけど。

<おまけ>

しつこいようだけど告知。

7/7(日)香港報告会やりまーす!!!!

7/7(日)香港報告会やりまーす!!!!

Facebookイベントはこちら↓

https://www.facebook.com/events/199996670941969/

7/7(日)香港報告会やりまーす!!!!

香港の逃亡犯条例の超巨大デモの報告会を開催〜!!!!!

久々にものすごいためになるイベントやります! 本1冊分ぐらいはある濃い内容なのでこれは超重要イベント!!

今回は、日本からも数名が現地に行って実際に香港の友人たちに合流して運動に参加して来ただけではなく、台湾や韓国の地下文化圏のやつらも一緒に香港入り。いろんな人たちとたくさん話をして聞いて来たりもしました! 国内外の報道を見たり、ちょっと現地に行ってくるぐらいじゃ到底わからないこともたくさん判明!

香港の有象無象から国会議員までいろんなやつらから話を聞いたり、現地に参加しに来ていた台湾人たち、あるいは国境を超えて中国本土入りして中国人の意見を聞いたり、帰りにソウルによって韓国での反応を聞いたり、いろいろと内容を深めまくって来ました。

実際には報道されている以外にもいろんな現象が起こっており、ものすごい勉強になりました〜

しかも、公開できない写真や公開できない情報ばかりなので、ネットでは書けない! ということで直接情報共有する機会を設けることにしました! ということで、当日はイベントのライブ中継などもしないので、是非来れる方は直接足を運んでみてください〜

香港での報告を踏まえて、これからの日本社会で我々はどうしたらいいのかの作戦も練れればと思います〜

第1部 「激闘! 戦端開かれる!」

6月12日の警察によるデモ隊総攻撃の最前線で取材を敢行した小玉さんによる戦場報告

警察による催涙弾やゴム弾への防戦法や、急遽街頭にバリケードを築く戦術などなど、ためになる技術紹介も!

第2部「200万人巨大デモと遊撃戦デモの新形態!」

6月16日の200万人デモからの一連のデモに参加し、日本でも未だかつてやったことのない新形式のデモ運営方法を紹介

雨傘運動の反省点を踏まえグレードアップした戦術! リーダーがいない運動はどうやって現場で動いたか!?

第3部「どうなる!? 哀愁の左翼」

本土派、民主派、左派などなど、いろいろな考えの人たちが混在しているのが今回の香港のデモの傾向。高円寺界隈との繋がりも深いミュージシャンやアーティスト、スペース運営者たちなどは、どちらかというと左派寄りの人たちが多いので、この立場からも考えなければならない問題は山積。今の香港は近未来の日本社会の構造でもありうるので、今のうちからみんなで討論しておいたらためになりそう!

第4部「続報! 最新情報と交流会」

7月1日の超巨大デモにも日本から数名が参加しており、実際に立法会(国会に相当)占拠の現場にも参加した小玉、江上両名からの報告もあり。その他最新情報も報告!

そして最重要なのが交流会。今回は行動した香港の友人たちも来ているので、直接みんなで話しましょう〜

※当日は基本的に日本語での進行になります。香港からの参加の両名には随時補足や質問などで参加してもらいます(その際は日本語ー広東語の通訳あり)。

出演:

小玉ヒロノリ(カメラマン)

江上賢一郎(地下文化研究家)

黒星イカル

松本哉(素人の乱5号店店主)

黃荻(香港)

香子俊(香港)

ほか

司会・進行:

池田佳穂(キュレーター)

7月7日(日)

高円寺PUNDIT(杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル2階)

20:00スタート

入場無料(1drink注文お願いします)

Facebookイベントはこちら↓

https://www.facebook.com/events/199996670941969/

明日、再度大規模デモが発生! 今から香港へ急行〜!

6/13夜、香港の逃亡犯条例に反対するデモに連帯する集会を高円寺駅前広場にて開催〜!!

ここ数年間、高円寺を訪れる香港のミュージシャン、アーティスト、お店をやってる人、社会運動家などは急増し、いまやアジア圏の地下文化やサブカルチャー、社会運動などの交流のメッカと化している高円寺。そんな彼らが香港で激闘している中、応援しないわけにはいかない。当日は、駅前広場に巨大スクリーンを設置して、ネットで香港現地と繋ぎ、現地のデモに参加している友人たちに話を聞いたり、高円寺から現地入りしている特派員の現地レポートなどを行った。さらに、日本にいる香港人もたくさん来てくれたので、いろいろ話を聞いたりとたくさんの情報が知れてためになった。しかもその中には「こんな悪法は絶対に反対です!」というだけではなく、「いや〜、警察嫌いだしとりあえずデモ行った」とか「デモやってもそんなに変わらないかもしれない」「金持ちの老人は家で反対してるけど、貧乏な若者が最前線に行って殴られたりしてて、かわいそうだから助けるために行った」などという、本音や生の声もたくさん聞けたのがすごいリアルでよかった!!!

でも、ある香港人が言っていた「香港ではこれが最後のデモになるかもしれない」という言葉は、本当に今の香港の社会状況の追い詰められてる様子を感じられた。

6/13 高円寺駅北口広場にて

もともと香港人の友達も相当たくさんいるので、このイベントの前後から香港のやつらからの情報はたくさん入ってきていたし、高円寺界隈にいる台湾人や香港人たちからも毎日のように「今こういう状態になった!」「今度はこんな感じらしい!」と、リアルタイムで新情報から裏情報まで飛び込んでくる。こうなってくるともう、テレビで見てるニュースという感じでは全くなく、まさに身の回りで発生している事態のような感じに! いや〜、こりゃ、人ごとじゃない!!!

10年ほど前は度々ヨーロッパを訪れ、その時に目の当たりにしたんだけど、デモやらイベントやらが起こると死ぬほど他国からのやつらが参加してくる。向こうはEUということもあり、国境があってないようなもの。どこかで何かが発生するとヨーロッパ中からいろんな仲間たちが続々と集結してくる。で、終わったら今度は蜘蛛の子を散らすように帰っていく。うーん、国内でその国の民衆とその国の政府とのせめぎ合いじゃない。悪いことをする政府や事件が発生したら近隣の各国から民衆たちが集まってきて、自分たちのこととして文句を言う。いやー、これいいね〜。その点アジア圏は各国の間に海も多いし言語も文字もバラバラ。ビザを取らないとどこの海外にも行けない国の人たちも多い。全然違うな〜、と思ったのが10年前。

そんな経験もあり、6~7年ほど前から国境を越える交流をしまくってきたわけだが、気付いてみたらアジア各国に死ぬほど知り合いがいてそれぞれの文化圏がものすごい行き来して交流をするようになっていた。10年前とは全く違う現象が起きている。3年前の2016年には無限の交流をしまくろうってことで、NO LIMIT 東京自治区というイベントを開催したところ、アジア圏を中心に約200人ものやつらが交通費も自腹で東京にやってきたぐらい。それから3年して、そのアジア交流圏はさらに超拡大し、大変なことになってきている。

よし!!!! 機は熟している!!!!!

いま香港で起きていることは当然香港人だけの問題ではない。これは人々が生活する上での文化の問題だ。この法律によって香港の自由が後退してしまっては、香港の文化の後退にも繋がりかねない。これは、ここ何年にもわたって培われたアジア圏文化交流にとっては一大事だ。香港、日本、台湾、韓国、ほか東南アジア各国、そしてもちろん中国本土も含めて民衆が作ってきている文化の問題。こりゃ、今こそみんなで香港に駆けつける時かもしれない! というタイミングで、香港のやつらからも「来るしかない!」と呼びかけられるし、これまた台湾の大バカな仲間などから「おい、香港行こう!」と声もかかる。ギャー、これはもう行くしかない!!! と、例によって勢いのみで香港行きを決意!

そうなって見渡してみると、周りでも何人も香港に行くというし、台湾とか韓国のいつもの大バカな交流圏のやつらが香港入りするという。みんな自分たちのこととして居ても立っても居られない様子。「デモなんかやっても意味がない」ということを言う人はたまにいるが、それを目の当たりにした人が「じゃ、自分も!」という気にさせるだけでもデモの影響というのは半端じゃない。

そしてもうひとつ。先日の巨大デモによって、香港政府は完全にビビりまくり、その法改正案を当面延期することを発表。これもデモの効果がメチャクチャあったってことだ。しかし、鉄は熱いうちに冷ますのが権力者。熱が冷めたときを見計らって復活する可能性が高い。こちらも「よかったよかった」などと早とちりして一瞬で冷めてしまうと、これまた一瞬で逆襲してくるので、ここはひとつグウの音も出ないぐらいまで畳み掛けて法案の撤回を表明させるのがとても大事。ちなみに香港からの情報によると、毎年7月1日の香港返還記念日に行われる大規模デモまで勢い継続するのがポイントではないかとのこと。なるほど〜、ってことはやはりこれからの1〜2週間が結構大事ってことだね〜

香港人以外もよそ者ではない! みんなで香港に乗り込もう!!

ちなみに現在羽田空港。いまから香港に行ってきまーす。

逃亡犯条例の恐怖! 香港自治を守れ

9日の100万人超参加の超巨大デモに引き続き、今日からは香港中心部の路上占拠が開始された。バリケードで主要道路を封鎖しての占拠。いま日本では失われている民衆の力を香港はまだ持っている。

写真『香港独立媒体網』より

かねてより問題になっている香港の犯罪者引き渡しに関する条例。この法案が成立すると、中国本土で「違法」とされれば「犯罪者」として中国に引き渡される可能性があり、香港の法や自治がより一層無力化すること必至。そうなってくると当然、中国の民主化運動の人たちなどが餌食になる可能性も濃厚。

なんでも短絡的に考えるアホな右翼からしたら「悪の権化中国から香港を守れ〜」とか言い出しそうな話だが、もちろんそう単純な話でもない。世の中見回せば中国政府のみならずアメリカ政府、日本政府はじめロクな政府がない。いま世界各地で大規模再開発やジェントリフィケーション(こぎれい化)が起きているし、日本でも秘密保護法や戦争法、憲法改正計画などなど「民は国の一部分になれ」とばかりに一般の民衆の力は削がれるばかり。この現象はいま世界中で起きていることだ。そんなときに最も大事なことは自治という概念。香港で言えば、香港のことは香港の人たちが決める。あるいは沖縄のことは沖縄の人たちが決める。高円寺のことは高円寺の人たちが決める。これが重要だ。これは国や都市もそうだし、町や家族、グループ、組織など何に関しても同じ。

ということで、いま香港では自分たちの社会と自治を守るためにみんな立ち上がっている。となれば、どの国でもどの地域でも我々民衆からしたら立場は同じ。これはなんとか応援していきたいね〜〜〜

写真『立場新聞』より

ちなみに香港民衆の勢いに押された香港政府は本日強行採決の予定をひとまず断念し議会での審議の延期を決めた模様。おお、すごい、勝った! などと迂闊に思うなかれ。これは権力者の常套手段で、民衆に勢いのあるときは強行突破は避けるもの。しばらく静観して運動内に矛盾や戦術の温度差などが生じてギクシャクしてきた瞬間をねらって反撃してくる。これはどこの国でも同じだ。当然香港の人たちもこのことはわかっているし、数年前の雨傘運動の時に同じことが起きた。ということで、香港のこの運動の人たちも頭のひねりどころだし、ここ数日ずっと作戦の立て方を討論してきたようだ。しかし、立てた戦術が思い通りにならないのも、それはそれで生きた運動の大事なところ。ちなみにすでに警官隊によるデモ隊鎮圧は始まっており、だいぶ混乱が生じてる模様。

ま、ともかくこれは香港の問題ではあるけれど、全世界に連動した重要な課題での運動。こっちも他人事として見てるわけにはいかないので、こりゃあこっちも一肌脱ぐか〜。ここからが勝負なので、可能な人はいろんな手段で香港の自治を応援するしかない!!!! とりあえず何をすればわからない人も、まずは香港メディアやSNSなどで中継を見守りつつ各地でテンション上げていきましょう〜