滅亡寸前! 社民党最後の戦いBARと、そこへ共産党が乱入!

 6月20日、高円寺の近所の電気屋さん、さいとう電気サービスの斉藤さんが、いよいよ滅亡が迫る社民党の惨状を目の当たりにし、ある時突如「よし、俺が起死回生の社民党BARをやる!」と言い出し、高円寺「なんとかBAR」で、地獄の底から這い上がる社民党最後の闘いBARを開催することに! ちなみに斉藤さん、全共闘世代最後の生き残りで、根っからの社会党人間。うーん、これはテンションが高い!

やるとなった以上、何かポスター作らないとと思い、悪名高い中国文化大革命のプロパガンダポスターを元に完全にふざけた世界最低にダサいポスターを勝手に作ってみた。中央の顔が斉藤さん。これ、斉藤さんにぶん殴られるかと思ってヒヤヒヤしてたけど、商店街で会った時、「ポスター見たよ」と軽くスルーされた! ま、まさか全共闘世代の人々には、これ普通なのか!?

当日、自分は仕事があったので少し遅れて行ったんだけど、到着するとこのありさま! なんとかBARが社民党の選挙事務所みたいになってる!! まさか、ここまでやるとは!!!
社民党関係者で埋め尽くされ、普段のなんとかBARの常連さんは恐れをなして遠くから様子を見つつおそるおそる入ってくる状態!
で、よく見回してみると、集まった顔ぶれがヤバい。社民党幹事長で参院選にも出馬する服部良一氏はいるは、ちょうど関西から東京に来てたという、社民党副党首で同じく比例区から出馬する大椿ゆうこ氏! そして、かつて武名を轟かせた老兵たちまで。こっちは完全に、街の社会党オヤジを囲んで、滅亡寸前の敗残兵風の近所のおじちゃんおばちゃんたちが集まるぐらいかと思ってたら、完全に党を挙げての総力戦の様相! 高円寺の居酒屋で挙党態勢とは!! さらには福島みずほ党首からも激励の電話が入る。この残党の最後の一斉蜂起感、最高だ。完全に、厳しい年貢の取り立てに我慢ならず、百姓一揆前夜に村の神社の境内に集まった雰囲気と同じだ!(知らないけど)

↑完全に社民党に乗っ取られた「なんとかBAR」
大椿さんと、完全に巻き込まれる自分
実は15年ぐらい前に京都で会って以来なので超久々の再会!

と、そこへ、「どうやら社民党の残存勢力が最後の力を振り絞って兵を挙げたらしい」という噂を聞きつけた近所の共産党の人々が、壇ノ浦に向かう源義経のごとく飲みに来る。毎度おなじみ大バカ都議会議員の原田あきらや近所の富田たく区議はじめ続々と現れる。瀕死の状態の社民党にトドメを刺すために鎮圧に来たのかと思いきや、そんなことはなくご機嫌に飲み始める。しかも社民党チームはすでに完全に出来上がっちゃってるので、完全にお祭りムード。
一番面白かったのは、同日行われた杉並区議補選に出て惜敗した共産党の増田さちえ氏。増田さん、早々になんとかBARに現れて社民党チームと飲み始める。そして、先ほどの大椿さんがみんなの前で挨拶した時に支持者の人たちから大椿コールが起こる(←完全に昭和の感じだ!)で、増田さんもノリノリで大椿コールしてる。…他党なのにそんなことしてていいか〜!?笑 増田さん、元々創価学会を離脱して共産党に移籍したので学会から鬼のように恨まれてるのに本人ケロッとしてるという、なかなかの強者。そのフットワークの軽さなので、そのまま社民党に移籍しちゃうんじゃないかと、他人事ながらヒヤヒヤしてたけど、まあことなきを得たらしい。共産党って優等生タイプの堅そうな人間が多そうなイメージがあるけど、この高円寺の近所の共産党は意外とマヌケなノリの人たちがやたら多く、そこは少し安心する。
ということで、社民党と共産党がやたらたくさんいて飲んでるという、一見さんが驚いて逃げるぐらいの近年稀に見る政治色の高さの「なんとかBAR」。いやー、しかしよく考えたらこれ、古代いにしえの時代に野党二大勢力によって結ばれた同盟「社共共闘」がまさかこんなところで再現されるとは。うーん、歴史だ!!

共産党が現れた!

そして、なんでこの日は政治絡みの人がポンポン現れるかというと、話題の杉並区長選が行われ、しかも野党側が推した岸本聡子さんが勝つという快挙があったせい。
で、岸本さんからも連絡があり「夜、なんとかBARに行くよ」とのことだったので、それは大変だと人が集まってくる。作家の雨宮処凛も現れ、選挙中も駅前イベントでMCを務めた山下陽光、同じく区長選出馬が取り沙汰された穴水美樹、西荻再開発反対運動の謎の頭目の水越強(同じく区長選出馬を目論み失敗)その他、続々と現れ、岸本氏の到着を待った。

で、岸本氏現れる!
おー、岸本さん祝杯あげましょー、といういにしえの社共共闘+高円寺の大バカたち。
ところが岸本氏、選対の人たちから「酒は一滴も飲まず、挨拶だけしてすぐ帰るべし」と厳命されてるとのことで(それをうっかりバラすのも若干マヌケ)、「これから頑張って参ります」という感じの政治家挨拶だけして、1分で帰ってしまった。なんだそれー! 一日与党でご満悦の斉藤さんも、「1杯ぐらい飲んでいったらいいのに」と勧めるが当然却下。しょんぼりして諦める。
うーん、正しい。いにしえの社共共闘はともかく、我々高円寺の大バカたちや不穏な勢力たちと接点を持っても何もいいことはないからな〜。しかも、まさかの僅差での勝利で話題になってるだけに、マスコミからも粗探しを狙われてるはずなので、不祥事しかないなんとかBARは危険すぎる。確かに、それは正しい選択。寄り付かないのが吉だ。ま、とりあえず地上世界での活動はいろいろ大変だろうから、頑張ってくれー。我々は引き続き地下で暗躍しまーす
※上の写真は「写真はSNSには絶対あげないでください」という岸本氏。

滅亡寸前の社民党チームは飲み疲れて三々五々帰って行き(滅亡)、その後大挙して押し寄せた西荻チームや高円寺のいつものなんとかBAR常連たちが残って、いつもの感じに戻り、改めて飲み始める。

「岸本さんも政治家になったらいろいろ自由にはできないからね〜」と、自分も政治家のクセに自由に朝まで飲んだくれて、ヘベレケになって何言ってるか分からないのに、朝5時に無理にウクライナ情勢とか語ろうと試みるけどロレツ回らなくて諦めてヨロヨロ歩いて帰る原田先生。

ま、それはそうと社民党滅亡寸前BAR。いやー、でもすごい盛況でビールだけでも130本ぐらい出てたし、これを機に勢力を回復してくれたら幸いだ。

西荻再開発反対デモ、音響担当ノリタケ氏の闘い

写真は、今回の西荻再開発反対デモで、サウンドカースタッフのドレスコードのスーツが祟り、風体が怪しくなりすぎて職質されまくる音響担当のノリタケ氏。


朝の準備のクソ忙しいタイミングで、「ちょっとそこのキミ、尿検査に協力してもらえますか?」とピンポイントで職質され、「今時間ないから無理」と断ると勝手に「こいつは怪しい」と思われ、永久に付いてくる三名の警官。完全にドラクエでモンスターが仲間になった感じ。

デモ終了後、あまりにめんどくさいから検査に応じたところ、当然なにもないので無反応。
勝手に「ホシはクロだ!」とウッカリ思い込んで大量の税金を注ぎ込んで「犯人」追跡を指揮してしまった警察も、結果を見て非常に気まずくなり、風貌だけで判断したものの完全に無実が証明されたノリタケに対し、「いやあ、ボクも昔はDJとかやってたんだよね…」などと苦し紛れに場を和らげようと話を振るが、「それ関係ないから」と瞬時にノリタケにツッコまれる。
ちなみに、この謎の作戦を遂行してしまったのは、令和のうっかり八兵衛こと荻窪警察署安斉警部補。

しかし、ノリタケもかわいそうにと思ってたけど、後で写真見たらこりゃ職質されるわ! 完全にVシネの悪党役にしか見えない!

【大波乱】杉並区長選 西荻・水越氏ヤケクソの出馬か

来たる6月19日、ついに杉並区長選挙を迎えるにあたり、西荻の再開発反対運動の謎の頭目、BAR三人灯店主の水越強氏が出馬の決意を固め、昨日、立候補の届を出しに行く運びとなった。

さて、その前に再開発問題。高円寺でも駅北口の商店街を壊して大通りを通すというバカげた再開発計画がいまだにしぶとく残っていて、裏で根回し状態っていうことで、近年改めて反対の声が大きくなっている。そして、杉並区内一帯を見回してみると、どこもかしこも大通り計画が急に進行し始めていた。こういう、これまで街の人々が作り上げてきた街並みを大きな力で一変してしまうような再開発なんてとんでもねえ! ってことで、先月の高円寺に再開発は要らないパレードでも、各地の人々と連携してやってきた。再開発問題って、各都市の別個の問題じゃなくて、日本中・世界中のジェントリフィケーション(こぎれいで金の匂いしかしない街に一変すること)の一環だからねー。

さあ、そこで区長選。再開発ふざけんなの立場からしたら、区長選は結構重要な選挙ではある。ま、誰が当選するのか知らないけど「立候補してるお前ら再開発問題、甘くみるなよ〜!」というスタンスで文句を言いまくってきたわけだが、区長選挙が近づくと、それに対して各所から意外な反応が!

まず現職の田中区長。田中氏何を勘違いしたのか「この運動は選挙のためにどこかの政治勢力が仕組んだ陰謀だ」というような完全にトンチンカンなことを言い始めた。要は選挙のことばかりが頭にあるのか、謎の政争と勘違いした模様。政党間の政争なんか知ったこっちゃねーよ。それに、もし再開発に何か言い訳があるなら丁寧に説明すればいいし、やるならやるでその意義を堂々と述べればいいのに、この態度。あのヤロー、完全にバカにしてるのか、本人が完全にバカなのか二つに一つだ。とりあえず再開発問題をまじめに取り合う気はゼロ。まったく、ふざけた区長だ。

そして、一騎討ちの対抗馬である岸本さとこ陣営。こちらは街の再開発には懐疑的な姿勢なので、味方かと思いきや、まさかの「明確に再開発反対の立場を取るのは難しい」とのこと。さすがに高円寺の再開発には反対のようだけど、区内の他地域に関しては、再開発にある程度容認の人たちとも一緒にやっていってるからということで、「いったん止まって考えよう」というスタンス。でも実はこれ、田中良の初期のスタンスと似てて、「いったん立ち止まって考えてたはずなのに、気付いたら徐々に進行してるじゃねーか」っていう現状にみんな怒ってる訳で、このスタンスではどうも安心ができないし、「反対」や「中止」と明確な表明ができないのは痛い。
ま、ただ少しだけ救いなのは、昨日高円寺駅前で行われたイベント「高円寺senkyo大街宣」では、岸本氏を応援してる政治家たちが軒並み再開発反対、再開発を止める、と言いまくってたこと。おお、これはいいね!! いやー、惜しいねー、…っていうか誰だー、再開発容認してるやつは〜!

ということで両陣営ともに、現時点では再開発問題は主要な争点や公約からは外れてしまい、明確な再開発反対の票の行き場がなくなってしまった。なるほど、こうやって再開発って進んでいくのかと思うと、コノヤロー、と言うよりない。

水越氏近影。よくよく考えてみるとこんなやつを区長にしてはいけない(笑)


さあ、そこで弱りに弱ったのが三人灯・水越氏。彼は元々、選挙ばかりに重きを置く政治には批判的で、政治を人任せにするんじゃなくて結局のところみんなが自分達で社会を作っていかなきゃダメでしょ、っていう立ち位置。でも、実際に目の前で始まりかけている西荻の再開発を止めるには区長を変えるしかないってことで、3〜4年前に西荻再開発計画(北口道路拡張など)が始まった時から、苦虫を噛み潰したような顔で選挙について訴え始める。「再開発を止めるためにみんな選挙行け〜!」っていう活動をやり始め、今年になってからは高円寺などとも連携をしていろいろやってきた。
だが、いざ選挙が迫ると、政界では謎の勘違いやら大人の諸事情やらで再開発問題が宙に浮いてしまう。
そこで水越氏。「これまでずっと『再開発を止めるために区長選行け』って言っていろいろやってきたのに、これじゃ格好がつかねえじゃねーか〜。それだったら責任とって俺が出て、少なくとも自分が声かけてきた再開発反対のやつらの受け皿ぐらいは作ってやらないといけないじゃねえか」と決断。おお、なんだかすごい責任感!!!
実はこれが迷いに迷って考え続けた一昨日の深夜のこと。

そして、立候補受付の最終日の昨日。決意を固めた水越は早朝から動き出し、吹きすさぶ北風に向かってロングコートをはためかせ、ひとり選挙管理委員会に向かった。路上の地蔵に必勝の願をかけ、巨大な選挙ダルマに目を入れて善福寺川に流し火薬で爆破、そして辞世の句を詠んでポストに投函し、どこにあるかもわからない選管を目指してあてもなく向かった。

そして昨日午後、いよいよ選挙管理委員会に到着。選挙の「せ」の字も知らない水越は、ひとまず選管に殴り込んで「おれ、選挙出ます!」と高らかに宣言!!!!!!!!! おお、我らの水越、ついにやった! 再開発粉砕の狼煙は上がった!!!!!
ところが! そこで事態は急変。そう、「書類不備」。どうやら、山梨の本籍地まで戸籍謄本を取りにいかなきゃいけないってことで、どう考えても間に合わないことが判明したとのこと… アホすぎる!! それ、受験票忘れてくる受験生と同じレベルじゃねーか〜!! 何やってんだオマエ〜!!笑
うーん、惜しかった。義のために立つその気概はすごい。しかし、マヌケ過ぎた! ということで楽勝で出馬断念。

マヌケすぎるツイート


さあ、そうなってくると杉並区長選、現職の田中良と野党側が押す岸本さとこの一騎討ち状態に。
再開発反対の大きな声を上げ、その我々が投げたボールを受け取ってくれる候補者の登場を待っていたが、残念ながらそれは登場しなかった。そしてヤケクソの水越作戦も気概だけは見せたものの自滅。しかし、前回の再開発要らないパレードもそうだけど、選挙に関しては、どこかの候補者を応援する形ではなく、パレードやデモを通して、与野党問わず「再開発なんてやったらタダじゃおかねーからな〜」と、全候補者をビビらせるっていうのが目的。なので、「再開発、絶対ぶっ潰します!」っていう候補者がいないならいないで、それはしょうがない。
再開発問題含む政策や個人の資質など、現職の田中良氏よりははるかにマシな岸本氏に一票を投じるもよし。あるいは、「いやしかし、明確な再開発反対候補に出て欲しかった」っていう人は、ヤケクソの無効票「水越強」と書くもよし。

そして、最後に区長選に当たって各候補者に告ぐ。投票日まであと1週間。杉並区内の再開発問題に関して、態度を変えるのは今からでも遅くはない。田中区長も、道路拡張・再開発を全面撤回すれば評価はかなり上がるはずだし、岸本陣営も、今からでも再開発の「反対・中止」を公約に掲げれば、再開発反対の票はほぼ100%流れるんじゃないだろうか。

ま、選挙の話はこれぐらいにしとこう。政治は人任せにするのではなく自分たちでやるもの。誰が区長になっても「再開発は要らねー!」とは言いまくるのが大事だしね〜

世間を騒がせた、水越 vs 岸本