高円寺の世界最強ベトナム料理店「獨壹莊」!!!

どうもどうも、みなさん、コロナパンデミックの中、いい感じに飲み歩いてますか〜?

最近、高円寺で突如脚光を浴びている中華料理の名店中の名店「紅」。一度は行ってみたいと常々思っていて、ちょっと時間があったのでついに紅に向かってみた!!! いや〜、楽しみ!
準備万端で昼ごろに電話で確認したところ、10時ラストオーダー11時閉店とのこと。ということで9時半に現地に直行!!

ところが、まんまと閉店済み! チキショー、せっかく来たのに! よくよく思い出してみたら、確かに電話で営業時間を聞いた時に「じゃ、今夜来ますか?」と確認された。なるほど〜、それは「もし確実に来ないんだったら早めに閉めちゃっても知らないよ」というメッセージだったのか!
おー、いいね! この感じは完全に名店の予感! 信頼度と好感度がさらにアップ。次回は必ずたどり着いてやる〜〜〜

でも、お腹は空いているので、しょうがないから他にいい店はないかと近くを歩いてみる。

と、そこへ琴線をくすぐる店構えのベトナム料理店を発見! 新高円寺駅のすぐ近く。
看板がすでに最高。「創作ベトナム料理 VIETNAM 獨壹莊 SAIGON」。どこまでが店名だかよく分からない感じ。しかもベトナム料理屋だけど、フリガナの「ドウイージョン」はベトナム発音じゃなくて中国発音。う〜ん、ここは何かある。絶対にはずさない予感満載!!!!!

さっそく超ご機嫌なマスター登場。いいね〜、いきなりいい感じ。
料理の方は基本ベトナム料理だけど、結構中華風ベトナム料理も多め。中華料理とベトナム料理のいいとこ取りな感じで、どれを頼んでも超うまい。うーん、なかなかやるな〜

聞けばマスターは元々はベトナム人。もう20年ほど日本に住んでいて、現在は日本に帰化して現在は日本人。日本語も超ペラペラだし、ベトナム語はもちろん、中国語も広東語もいける。すげー、カッコいい!
で、どういうことなんだと聞いてみると、元々の先祖は中国広東省のルーツとのこと。で、第二次世界大戦の時に、広東地方も戦禍に巻き込まれ、家族も散り散りなって逃げて、アメリカやシンガポール、マカオなど各地に散り、マスターの両親はベトナムに逃げ延びたとのこと。わー、家族は大変な目に遭ったんだね〜
…ってよくよく考えたら、それ日本のせいじゃねーか。ごめんごめん! うちらの先祖が戦争仕掛けて迷惑かけた!!! 申し訳ない〜、もうしないよ!!

ちなみに、マスターの奥さんは中国東北部(旧満州地方)のハルピン出身。これまたノリノリに超ご機嫌なお姉さんで、他のお客さんと盛り上がりまくり、潮時になるとさっさとマスターに後を任せて「じゃ、先帰るよ、ゆっくりしてってね」と帰って行った。やばい、ノリは完全に江戸っ子。

店内には、なぜか広島カープのものばかり。も、もしや日本各地に点在するカープファンのアジト! と思い、マスターに聞いてみると「いや、ここの上の階に住んでるんだよ、元カープの人が。しょっちゅう飲みに来るんだよ」とのこと。なるほど、そういうことか!!
いいね、こういう常連客含めて人の顔が見える店。クソつまらないチェーン店には絶対にできない芸当。いや、最高。

夜の11時閉店とのことだけど、閉店時間過ぎても「いいよいいよ、全然大丈夫。もっと飲んでって〜」とやたら気前がいい。
マスター曰く「これからが自由な時間だ」とのこと。だんだん機嫌が良くなってきて「映画でも観てく?」とか言い出す。映画って、閉店後の今から2時間居座っていいの!? いや〜、この謎の人間感いいな〜

で、マスター映画見る気満々で、適当な映画専門チャンネルをつける。映画上映会の始まり〜〜〜
適当な映画を選び、「いや〜、これがまたいい時間なんだよね」とご満悦の様子。勝手な予測だけど、カミサンが先に帰って唯一自由な時間の感じ。わかるわかる、その感じ!!

で、適当に選んだ映画が始まってみるとホラー映画かサスペンスものっぽいちょっと怖い感じ。
マスター、すかさずビビり始め、「ちょっと怖いよこれ…。楽しくないね、こういうのはよくない」。どうも、シリアス系は苦手みたい。ま、話した感じで容易に予想できる。うーん、これは馬が合う。自分自身、ホラーとかサスペンスとか、いちいち飛び上がって驚く感じのは最高に苦手。寿命が縮まるだけでなにもいいことがない。なぜ死に急ぐのか全く理解不能。そんな映画撮ってる監督やスタッフもどうせ祟りとかにあって早死にしてるに違いない。クワバラクワバラ。マスター最高。

マスター、瞬時にチャンネルを変え、するとロックバンドのドキュメンタリーが。お、っと思ったが、マスターは無表情で2秒後に次のチャンネルへ。興味がないらしい。で、次に来たのがミスタービーン。「これこれ! こういうのいいね!! これが面白いんだよ!」。やはりマスター最高。

と、言うことで、獨壹莊。最高に良い店です。みなさん、ぜひぜひ行ってみてー

高円寺の世界最強ベトナム料理店「獨壹莊」!!!

選挙! 少しでもマシなやつを選べ!

 今日は東京都知事選挙。またも選挙がやってきた。しかし、毎年毎年、いろんな選挙があるね~、まったく。ということで、そこで今回は選挙について。

 選挙は、あまりにもくだらない茶番っぽい選挙の時は行かないこともあるけど、ほとんどの時は投票に行っている。なので、「選挙は民主主義の根幹だから絶対に行かないといけない!」ほどの選挙主義者じゃない。そもそも、そういうきれいごとはあまり好きではない。

 あと逆に、たまに「選挙は支配者たちが作り出した支配のためのアリバイ作り装置だから、参加すべきではない」って意見もある。ま、それはその通りで、支配のための道具なのは確かだし、全然不完全なインチキなシステムなのも確か。ただ、単に選挙に行かないだけでは、無関心層扱いされちゃって、あまりそのアリバイ作り装置への打撃にはならない。現に自民党なんかは、賄賂だの根回しだのやりまくってロクでもない政治家たちが当選して権力を得て無茶苦茶やってるのも事実。それをみすみす見逃すのもどうも癪だ。ムカつく政治家の票を帳消しにするマイナス票の意味で対抗馬に入れたりするのもいい。

 もちろん選挙は万能ではない。自民党なんかは自分たちに都合いいような選挙制度の変更をしまくってきてて、完全にイカサマサイコロで博打打ってる感じ。そりゃ勝てねえわけだ。

ということで、もし権力者が選挙制度勝手に変えたり茶番っぽいことやり始めた絶妙なタイミングで、いっせいに選挙ボイコットをやって、投票率10%以下、当選者は全員自民党、みたいな状態にしちゃえば、その議会の発言力などないに等しいし、みんなでやつらのいうこと聞かなければいい。で、「すいませんでした、インチキはやめます」って言わせ、あいつらが全権力を掌握してる訳じゃないってことを思い知らせてやればいい。なので、「もしお前らが変なこと企んだら、いつでも選挙ボイコットやっちゃうよ~」っていう準備だけしておくのがいいね。そしたら政治家たちは不気味がって悪さしにくくなる。いやー、楽しそう~。

さてさて、じゃあ、有事の民衆反乱の時以外の普段は投票に行くとして、どうやって投票先を決めたらいいのか!? とりあえずは「他人の邪魔しないやつ」を選ぶことにしている。もちろん「この人に全て任せておけば安心だ!」という人がいれば、その人に一任するつもりで投票したらいいけど、そんな全部信頼できる人なんてそうそういないし、それが偶然にも自分の選挙区にいるなんて、まぐれも甚だしい。なので、バシッとくる奴がいない時は、そいつが政治家になっても、今後の自分の生活の邪魔にならないってのに投票するのがいい。やたら金持ちばかり優遇して庶民をほったらかしにするやつとか、経済経済言って大規模開発とかばかりやろうとするやつとか、あれこれヒドい事件とか持ち出してやたら法の厳罰化したがるやつとか、こういう奴らはアウトだ。逆にいうと、我々が普段から街で遊んでたりウロウロしてたり、意味わかんないイベントや計画をもくろんだりしてるような、そんな普段の日常生活を守り、窮屈にしない人が重要だ。言ってしまえば民衆の自治能力を削らないやつがいい。中央集権的なやつとか、独裁あこがれっぽい奴は何かと庶民生活の隅々までちょっかい出してこようとするから迷惑極まりない(←最近の自民党はこんな感じ)。こういう連中に権力を持たせて、こっちは何もいいことがない。

 ま、そんな感じの判断で選ぶことにしている。

 そんな感じ。なので、普段は「いざとなったらお前らの選挙システム全部ぶち壊すからな」ぐらいのテンションで投票に行って、少しでもマシなやつを増やしていくのがいい。

ただ、地元の公民館とかの投票所で「俺が本気になったら、いつでも投票箱燃やしてやるからな」とか「お前ら全員ぶちのめしてやる!!」みたいな喧嘩腰で行くのはやめよう。そこには、町内会のおじちゃんやおばちゃんしかいないので、その人らを震え上がらせても別に意味はない。危ない人だと思われるだけだ。大事なことは、選挙制度を我々民衆がうまく扱うことだ。

ということで、東京は今日は都知事選! さあ、いかなることに!?