【お知らせ】なんとかBAR 8月全日休業!

昨日、月一定例のなんとかBAR店主会議が行われ、本日8月1日から8月31日までの休業が決定〜! ということで、本日より1ヶ月、またお休みでーす。
コロナ第二波がまたやってきているのは、皆さんご存知の通り。第一波の時は、東京都からの休業要請があり休業した店1店舗あたり50万円の補償とのことだった。ところが、今回はどうやら都もお金が尽きてきたようで、20万円分の休業要請しかできない模様。ってことで、夜10時までの短縮営業要請だって。
それはまだいいんだけど、店を開ける場合も感染予防ガイドラインを守るというのが条件。で、この条件がまたヤバい。それを守らないと補償金出ないんだって。チキショー、なんだそれ。

かなり多岐にわたっての項目があるんだけど、まず主な所としては消毒など徹底すること。お客さんや店のスタッフがちゃんと消毒する。それと、お客さんが使ったテーブルなどをいちいち消毒する。これ、席が決まってるレストランとかだったらまだいいけど、知り合いがたくさんいる小さい飲み屋なんて席を移動しまくるのが普通。これを全部消毒し続けるというのはかなり大変。ただ、まあ人数の店内の人数制限もしないといけないので、満員になることはなく、まあやってできないことはないけど、やったら超大変。

次にソーシャルディスタンスの確保。これは無理! 極力2mだって。このガイドライン作ったやつって日本の飲み屋文化とか知ってるのかな〜。絶対無理。ちなみに、なんとかBARで2m試算したところ、最大定員4人。4人が離れ離れにポツリポツリと離れて座ってチビチビ飲む。こ、これはかなりしみったれている!!!!
ただ、その2m確保が無理な場合はビニールシートやアクリル板なので人との間に壁を設けるとのこと。これもまた切ない。人と話したくて来るのに透明とはいえ壁で区切られる。あまり気分が良くない。

そして、極め付けはマスクしてないお客さんがいたら「はい、あなたマスクして〜」などと着用をお願いしないといけない。さらに大声もNGなので、お客さんが大きな声で盛り上がってたら「はい、そこ静かに!」と、もう完全に刑務所の看守のようなことをしないといけない。

究極的には、あまり人と会話で盛り上がらずに黙々と飲み食いして帰れってこと。ひどい、ひどすぎる〜
もちろん、そこまで厳密にやらなくても大丈夫だとは思うが、こんな目標を設定されるだけで楽しくない。
と、いうことで、バカバカしいので、いっそのこと休業することに!!

経済を止めよう!

ちなみに、最近の政府は突如として何もしなくなった。安部氏も近頃めっきり見なくなった。ま、いざという時には何もしてくれないだろうなってのは前々から薄々感じてたので、いまさら驚きはしないけど。
で、国や政府は、経済のことを優先しまくった挙句にコロナ対策をほったらかすという暴挙に!!! これ、いまだに高度成長体質が抜けきってない老人政治の成れの果てだ。ひたすら経済を回しまくってないと成り立たたないという巨大な自転車操業方式。これじゃ、何かが起きて経済が止まった瞬間に、いろんなことが回らなくなるのは目に見えている。こんなやり方、それこそ高度成長期にのみ成り立つイチかバチかの方式だ。危なっかしくてしょうがない。
ちゃんと、みんながゆっくり休んだりそこそこ手を抜きながらでもマイペースで成り立つような社会を作る努力をしてこなかったから、こんなことになっている。例えば車でいえば、危ない時はちゃんと止まってアイドリング状態で信号が青になるのを待つ感じ。これが出来なきゃ社会はおしまいだ。超危険な赤信号でもブッチギリで突っ走らなきゃいけない社会なんて嫌だ。
今回も、バタバタと倒産企業は増え、失業者も急増中だ。潰れる寸前の店や会社も無数にある。大変な時ではあるが、これは荒療治で生活スタイルや社会システムを変えるチャンスでもある。もちろんそれは、GO TO トラベルみたいな、「コロナ渦中でも経済を回せ」みたいな古くさい発想の「新しいライフスタイル」とは全く逆の新スタイル。「経済が止まっても生き延びられるライフスタイル」の確立だ。
近年特に災害が半端ないこの日本列島。雨宿りをして嵐が去るのを待てる社会を作らないと、いずれ大変なことになる。

と、いうわけで、今月はなんとかBAR全て休み! アイドリング社会の予行練習。やばそうな時は開き直って全部やめちゃうよ〜。身を挺して日本経済を成り立たせる協力なんか一切しないからね〜
それと、我々日々クソ高い税金を払ってきているので、当然の権利として嵐が去るまでの間の生活費分を返してもらおう。そう、それは我々が政府に一時託してるだけの金なので、堂々と要求してOK!! 「金をくれ」じゃなくて「金を返せ」だ。もし金がないなら、ひとまずは納豆定食でも目玉焼き定食でもいいからタダで食わせろ! 万策尽きた人の寝る場所もよこせ!

さあ、ともかく、みんなでゆっくりしましょう〜