NO LIMIT BALI!!!!!!!

今回のインドネシア作戦の最後を締めくくったのははこれ。12/12にバリのRumah Sanurというスペースで開催されたイベント!!

今年の8月に高円寺で開催された「死亡超人」というイベントで、素人の乱と、同じく高円寺のBARのSUB STOREで共同して、このバリのSuperman is Deadというバンドを受け入れて企画をやった。そんなこともあり、このバリの界隈の人たちが「おお、この間高円寺でいろいろやってくれたらしいので、今度はこっちが恩返しにイベントをやってあげよう!」と、一肌脱いでくれたとのこと。そんなことで、すごい頑張ってくれた。結構広いイベント会場を無料で貸してくれたり、普段はギャラをもらって活動してるようなバンドたちも「ギャラなんていらないよ!」と、無料で来てくれたし、音響機材とか楽器類なんかもバリのいろんな人たちが貸してくれたという。

う〜ん、頭が下がるばかり。そういう、国を越えた持ちつ持たれつの関係を作っていくのは大事だね〜

高円寺SUB STOREのアンディ
ギラン屋敷の人たちの出店も
「もっと早く情報知ってたら出たいバンドとかたくさんあったのに〜。次はもっと早く言ってよ〜」とのこと。しまった! やはり早くインドネシア語習得しないと!
DENPASAR KOLEKTIF の展示
ねたのよい。独特のスタイルの音楽にインドネシア人も喜ぶ!

高円寺SUB STOREの姉妹店、SUB STORE BALIの出店。しまった、今回行きそびれた!

しかし、ジャカルタもそうだけど、このバリでも本当にインドネシアの人たちにすごい色々助けてもらった。いくら高円寺で企画をやってあげたり、共通の知り合いがいるとは言え、我々見ず知らずのよそ者に対してここまで色々骨を折ってくれるとは、もう感激しかない。そう、我々は商業主義的な繋がりではない。こういういろんなスペースやコミュニティーを作って維持している人たちとの、手作りの人間関係や交流によって成り立っているものだ。金の繋がりやなんらかの権力関係で成り立っている繋がりなんかよりもはるかに強固な信頼関係で成り立っていけるはずなのだ。そういう意味でも、そんなスペースやコミュニティーへの感謝や尊敬を忘れてはいけないし、逆にそれができなければ、そういうコミュニティーに受け入れることはできない。

ということで、今回はバリで尽力してくれた人たちにささやかなプレゼントを用意した。これを見せてくれたらご馳走するので、高円寺を訪れてくれた時にぜひ使ってもらいたい。バリのみんな〜! 受け取ってくれ!!!

これをプリントして切り取って見せてください。「???」の反応をされたらすみやかに逃げてください

全日程のイベントを終えて宿に帰り、夜遅かったので宿の外で路上飲み。う〜ん、やはりアジア圏はこれが自然でいいね。各国から来てる人たちともまたしばらくのお別れなので、最後にいろいろ語り合う。名残惜しいけど、ま、またすぐどこかで会うでしょ。

ちなみにこんな感じで呑んだくれてると、西洋人の若者の旅行者たち5〜6人がベロンベロンになって現れた。たぶん同じ宿らしい。女の子は宿の前で吐きまくってドロドロになってるわ、男はもうまっすぐ歩けず壁にぶつかったり叫んだりしてる。…と、そこでこちらと鉢合わせて目が合う。とりあえずお互い会釈。これがなんだか、すごいマヌケで面白い。こちらとしては「あ〜あ、あいつらひでえ飲み方してるな〜。いい歳して飲み方もわかってねーな。バカなんだろうな〜こいつら」と、憐れみの視線を送る。向こうは向こうで、地べたで飲むなんてカルチャーは皆無なので、「うわ、この謎のアジア人たち、みすぼらしい飲み方してるな〜。猿山と変わんねーな〜」という憐れみの眼差しでこちらを見る。もちろんこちらは「こっちはちゃんと正気だし大人のペースで飲んでる」という自負。向こうは「俺たちはちゃんと立ってて、地面に座り込むほど落ちぶれてない」という自負。おお、ここにも東西呑んだくれ価値観の微妙な差が!! ま、はたから見たら目クソ鼻クソでどっちもただの呑んだくれにちがいはないんだけど。

さて、そんな感じで終了した今回のインドネシア作戦。うーん、行ってよかった!!! ということで、今回の一連のインドネシア関連の日記はひとまずこれで終了。みんなもインドネシアに行ってみるしかない!!!