第一波〜第三波は我慢してきたけど、第四波もう無理! そろそろ好きにやらせてもらうよ〜 …って言う雰囲気になってきた

先日行われた、高円寺のSound Studio DOM(通称ドムスタ)救済の24時間イベントに遊びに行ったけど、いや〜、やばかった! 超盛り上がってて最高だった。やっぱり、みんな遊びたいんだな〜(世の中、細かいことで怒る人が多いから詳細は書かない)
このコロナ禍では、音楽スタジオであるドムスタもいよいよ経営的に超ピンチに陥りつつあるってことで、それをなんとか助けようという企画だった(どうヤバイかは前回の記事を参照)。いや、コロナ禍とはいえ、こういう企画はどんどんやってほしいな〜

謎の奇病コロナ襲来からすでに一年以上が経ち、もはや先行きも見えない様相。第一派、第二波、第三波と、いろいろ我慢してきたけど、第四波が到来したいま、正直な話「もう無理!!!!」って感じ。
このドムスタでのイベントも、オンライン配信やオンライン上でのドネーション受付などもあったけど、やはり現場に来る人も多かった。一応、コロナ禍中のお決まりの弁解をしておくと、入り口では消毒とマスク着用を呼び掛けられてるし、溜まり場の屋上は風通しがいい。中はそんなに広くないので、外の商店街の路上の至るところで、みんな缶ビール片手に飲んでたり、久しぶりに会う友達と近況を話し合ったり、久々の交流をしている。久々にすごい自由な雰囲気。ま、安全か危ないかの感覚は、もはや人それぞれなので、この際どうでもいい。

ドムスタ内。たしか5年ぐらい前の写真だったかな〜(笑)

ついに変わってきた街の様相!!

ちなみに、最近は街を歩いていても居酒屋はどこも超満員になってるし、もう寒くないので、駅前広場なんかではものすごいたくさんの人が集まって飲んだり音楽かけたり遊んだりしてる。去年までとは明らかに違ってきている。完全に緩み切って「コロナ、もう大丈夫っしょ」と何も考えてない人も多いと思うけど、単にそれだけではない。
そもそも、この流れはもうしょうがない。なんでかというと、日本政府があまりに無能でやる気ゼロだから。百歩譲って無能はしょうがない。自分も無能なのでその気持ちはわかる。しかし、やる気ゼロはやばい。オリンピックのことばかり考えて、真面目にコロナをなんとかする気がほとんどなさそうだ。こんな奴らに付き合ってるのは、ほとほとバカバカしくなった。コロナをなんとかするはいいけど、こっちの生活も大変なのになんで誰も望んでないオリンピックの実現に協力しないといけないのか。もうやってらんねー

コロナは感染率が高くてヤバいし、志村けんだって死んじゃったし、十分やばい病気だとは思う。なので、本気でコロナを克服するならいくらだって協力するし、効果的な作戦があるなら、1ヶ月仕事もしないで家にいろっていうなら、やってもいい(金とか食料とか死なないようにしてもらわないとできないけど)。ただ、今の政府は業界とか利権とかに気を遣いながら、一応形だけは感染対策やってますよみたいな態度でその場しのぎの謎の宣言とか規制とかしてるだけで、いい加減付き合いきれなくなってきた。
もちろん、リモートに切り替えられる仕事をやってる会社員などだったら、もうしばらくはアホな政策にも付き合っていけるかもしれない。しかし、店だったり現場仕事だったり、外に出ないとダメな職種の人は山ほどいて、その人たちはもうこれ以上無理。さらに、リモートでできる仕事の人も結局は現場仕事の人たちの上にその生活が成り立っている。
現場仕事がないと世の中が成り立たないという一方で、遊びや文化もそう。飲み屋とかカフェ、食堂などで直接人間関係が広がったりすることによって、いろんな豊かさが育まれるし、仕事の幅が広がったり助け合いも生まれたりするし、狂ったミュージシャンや謎の芸術家なんかが暗躍してふざけたイベントとかやりまくることによって、いろんな衝撃を与えてまた新たな文化が作られたりする。そうして文化は人間に謎の活力を与え、数字には現れない影響を与えまくる。人間、仕事だけして生きてるわけじゃないので、こういう地下文化的なものがなくなったら人生、仕事と消費だけで終わっちゃう。そんな死んでるのと同じような生活、冗談じゃない。
ま、リモートで仕事しながら買い物は全部Amazon、休みの時はオンラインや配信で映画を観たりゲームをして、友達はそんなにいなくても大丈夫、みたいな生き方で満足ならいいのかもしれない。でも、それだけじゃ嫌だっていうやつらが、世の中には大量にいる。
「新しい生活様式」? 嫌だね、そんなの! もう街に出るよ!

敵は人をだまして金もうけを目論むやつら

で、政府が特にこれといった方針のないまま、その場しのぎ的な対応を続けるなら、コロナは長期にわたって増えたり減ったりしながらあり続けることになる。共存していくってことだ。ま、確かに政府もウィズコロナとかいってたし、そういうことか〜。じゃ、もう我慢しすぎるのはやめた〜!
もちろん、「コロナは風邪だ」みたいなこと言ってるヤケクソなイカレたやつらと同じ考えではない。コロナは十分危ない。自分の身は自分で守るしかない。マスクをしたり、消毒できるところでは極力するとか、密を避けたり換気とか、やれることはある。ただ、これは政府が無策である以上は、完璧に永久にやるのは無理。もう、ある程度のリスクを考えた上で、どこまでやるかは自分の判断でやっていくしかない。
例えば、化学調味料とか、アメリカあたりの遺伝子組み換えのやばい食い物とか、放射能とかと同じ。「こりゃ、体に悪いだろうな〜」ってリスクを覚悟しながら食べる感じ。味の素がギンギンに効いてる中華料理とか、絶対早死にしそうなマクドナルドの新メニューとか、真っ青とか真緑の駄菓子屋のお菓子とか、分かってるけどやっぱりたまに食べたくなる、そんな感じ。

さて、そうなってくると注意しないといけないのは、こういう時に限って無用な対立が生まれるということ。例えば、そういうものは絶対に摂取しないぞと回避する人が出てくる一方で、リスクを覚悟して生きる人もいる。原発爆発の後に地方に避難した人と、被災地や関東・東北に残った人での対立も同じ構造。有機農法にこだわる人と、「早死にしてもいいよ」となんでも食べる人の差などなど。でも、これは本来は敵対するものではない。「これはやばいものだ!」っていう共通認識がある以上は大きく見たら仲間同士。
本当の敵は、やばいものだと知りながら大丈夫だと言い張って一般人をだましてもうけてる奴ら。コロナで言うとオリンピック利権のやつらとか、原発作って金もうけしまくっといて責任取ってないやつら、遺伝子組み換えのやばい食品作って売りまくってる企業とか。どいつもこいつも、共通してるのは「大丈夫、大丈夫」って言って、みんなから金をせしめている。そう、こういうのが本当に悪いやつらだ。
ヤバいものをどの程度気にすべきかっていう意見の差はあるから、議論があるのはいいけど、本当の敵を見失ってはいけない。いざと言うときは、全員で、本来の敵に文句を言うのがいい。そう、やつらはこの世界の中ではほんのひと握りの連中。絶対勝てる(笑)

数年前の写真の気がします(笑)

第四波到来! よし、遊びに行こう!

さて、今回のコロナ。冒頭で書いたドムスタの救済イベントに遊びに行って、ハッと我に返った。コロナ対策も確かに大事だけど、それだけ考えていたら他の大事なものがどんどんなくなって行ってしまう! 多くの人にとって、もはや先行き不明なコロナ感染防止よりも、人にとってとても重要な「人が集まる場所」や「文化を生む場所」を守る方に優先度が傾き始めている。それに、店やスペースを守るっていう時には、超具体的な目標や方針があるからわかりやすいのもいい。そう、コロナを根絶するのと同時に、自分の大事な場所や文化も根絶したんじゃ意味がない!

日本政府にも言いたい。第一波〜第三波といろいろ付き合ってきたけど、第四波がきた今、遊びも仕事もオフラインをメインにしてきて、店や現場などで社会基盤の一端を担ってきた我々には、もうこれ以上の余力はない。我々にも生活がある以上、我々の生活基盤を守りに入らせてもらう。政府は「気の緩み」などと言うかもしれないけど、真逆だ。政府の緩んだやり方に愛想が尽きたので(というかもはや興味もない)、気を引き締めて自分たちのコミュニティーを守りに入ると言うこと。もちろん感染防止を放棄するんじゃない。やれることはやる。その上で自分の周りの生活や文化を守るかって言うこと。
我々はすでに、日本史上最大の厄災である自民党との共存をしてきており、ウィズ自民党でも十分にいろんな遊び場や文化を独自に作ったり守ったりしてきた。ウィズコロナなんて朝飯前に違いない!
よし、やろうやろう。

さーて、今日はなにして遊ぼうかな〜


おまけ
ドムスタへのオンライン支援はこちら〜
https://koenjitobe-continued.myshopify.com/products/savedom