あらばき協働印刷を救え!

新宿・大久保にあるあらばき協働印刷という小さい印刷屋さんがある。ここは、以前素人の乱を始める前に新宿に住んでいるころから付き合いのあるところで、おばちゃんが頑張ってやってる。

普通の印刷もやりつつ、市民運動のチラシや本を印刷したり、大久保の町内の企画などに尽力したり、大久保という地域がらもあり多文化共生のイベントに関わったり、いろいろやる気満々のおばちゃんだ。

菊くんとおばちゃん

ところが、急に引っ越さないといけない事になったとのことで、おばちゃん急遽てんやわんや! で、「素人の乱で引き取れるものないか」と連絡をもらったので、緊急出動!! しかし! やはり印刷屋さんとあって大型の古い事務用品ばかりで、残念ながらうちで引き取れるものはほとんどなし。いや〜、おばちゃんも困ってるので時間さえあればいくらでも手伝ってあげられるんだけど、ちょうど運悪い事に明日から東京を留守にしてしまうので何もできず。

う〜ん、年末ごろか年明けてからだったら結構動けるんだけどな〜。おばちゃん「まあ、そりゃしょうがないねぇ。なんとかするよりないわなあ」と、完全に日本昔ばなしみたいになってる。

昔からたくましいおばちゃんなので、無理となったらさっと切り上げ、やたら世間話に移行。おばちゃん、後ろ手に人をジロジロ見回し始めたと思ったら「しかしアンタも変わらないねえ」と言い出す。やばい、完全に孫の扱いになってきた! これはもう逆らえない。そして、最近やってることとかいろいろ教えてくれた。いや、こういうおばちゃんがいろいろやったりしてるのを聞くと、なんだか心強くなるね〜

伝説の書『関根美子 全仕事』。これはすごい本!

ところでおばちゃん、最近これまでやって来たことをまとめた本を書いたという。おお、これはすごい! しかしおばちゃん「本作ったのはいいんだけど、後から気が付いたら個人情報とか書きすぎて売れないんだよ」という。おばちゃんいいね、マヌケすぎる!

「時には一台のタイプライターが自由への武器となる」

本の裏表紙に書かれたコメントが渋い。いいね〜、こういう印刷屋さんには残って欲しいねー

あらばき協働印刷、引っ越すので片付けるというので、もしかしたらやめちゃんじゃないかと心配になったけど「まだやめないよ!」と、おばちゃん。おー、いいですね〜。でも引越しのこととかすごい大変そうだったので、何か手伝ってあげたら喜ぶよー。

ということで、事務所は移転しても営業は同様に続けるとの事。サイトはこちら。印刷とかする人いたら注文してあげて〜

http://www.arabaki.co.jp