誰からも望まれない東京オリンピックの開会式が今日行われるそうだ。
しかも「復興五輪」という名目のようだが、震災の復興どころか、コロナという新しい災害まで加わっていて、本来はオリンピックなんてやってる場合じゃないはずだ。
そして、コロナの問題や五輪組織内部の問題続出でてんやわんやの中、その「復興五輪」すら忘れ去られつつある様子。ついでに言うと、その「復興」自体も、政府は地震や津波のことばかり強調しがちで、政府にとって都合の悪い原発事故の災害についてはあまり触れたがらない。
で、最終的にはその「復興五輪」も、いろんな化けの皮がどんどん剥がれて、実のところは単なる国際的な巨大金もうけイベントということが見事にバレたけど、それでも強行開催。ひどい話だ〜
忘れ去られている被災地や復興。その中でさらに置いとかれてる原発被災地。
さあ、ということで、福島にやってまいりました。場所は東京電力福島第一原発の目の前。双葉町。
ここはまだ放射線量が高く、人が住める状態ではない。地震で建物などが倒壊し、その翌日の原発事故で膨大な放射能が到来して住めなくなり、10年経った現在までそのままの状態が続いている。
ちなみに、上の2枚の写真、当時の写真とかじゃなくて、昨日撮った写真。頭ではわかっていながらも、現場を見て回ると改めて実感が湧くので、やはり現場を見ることはとても重要。そう、これがアンダーコントロールの世界。
地震や津波などの自然災害は、被害は大きいけどそのあと少しづつ復興に向かうことができる。でも原発の災害の場合は、処理が大変過ぎて見通しが立たない。そもそも後処理の仕方が決まってないのに建てちゃったもの。原発いらねー
っていうか、菅とかアベとか森とかその辺の奴らこそが、見とくべきだよな〜。バッハも野球の始球式で福島市には行くみたいだけど、帰宅困難区域とかも見るべき。「こんな状況の中で金もうけをもくろんで、恥ずかしい!」と、普通なら心が痛むところだけど、痛まないんだろうな〜、やつら。
ということで、今日はオリンピックの開会式だって。ふーん。