京大吉田寮にて香港支援イベント!!!

京都大学の吉田寮にて、雨傘運動の時のドキュメンタリー映画の上映会と、今回の逃亡犯条例についてのイベントをやるとのことで、いままた京都に! 雨傘運動を振り返りつつ、相違点や進化したところなども話し合おうってことで、なかなか有意義な企画。

そもそも、この京大吉田寮自体がいま自治の危機にも直面していることもあり、ここでやる香港イベントは重要。方や国家や社会の自治や独立に関することで、方や大学内の学生寮の自治と独立。一見別問題のような気がするけど、実は根底では同様の問題。

今日(7/14)も第二日目があるので、ヒマがある人は是非〜

立て看板による宣伝はいいね〜
100年不変の安定感!
今回は連休で交通費がべらぼうに高かったので、車で京都に。ボロすぎる素人の乱号(ドラえもんカラー)も吉田寮に来たら新車に見える!
京大にも香港連帯の立て看板
イベント後は近くの村屋へ。ここは以前から京都飲んだくれ界にその名を轟かせてる名店だが、2ヶ月前に現在地に引っ越し。引っ越しても同じだった!

香港作戦・外伝 〜インターネット上に重要情報はなにもないので、各地を回る

かつてインターネットが登場した時、世界中の情報にアクセスできるようになり、その後SNSが登場してからは、世界中の個人と繋がれるようになり、無数の情報が入ってきた。「これはすごい!」「ネットを見ればなんでも知ることができる!」と、思っていたのも束の間、いま世界ではネット上から重要情報が続々と消えつつある。

例えば、政治的に規制の多い中国やロシア、中東などでは、ちょっと反体制的なものは規制されるので、その手の情報はない。社会を皮肉ったアートや音楽も消えていく。では、日本はじめ規制の少ない国では自由かといえばそうでもなく、逆に細かいどうでもいいような問題で「それはよくない」などと言われるようになり、みんなが自主規制するようになっている。そう、政府や社会の監視の目が厳しくなって以来、反骨精神あるもの、ぶっ飛んだもの、めちゃくちゃなものなどが、ここ数年で続々と消えていっている。それを嘆いたり、対抗してネット社会に切り込んだりしてもしょうがない。今やネットっていうのはそういうものなのだ。そういうものとして適当に付き合っていけばいい。印象深いのは数年前に中国に行った時、現地のインディーズカルチャーにバリバリに通じてる人が「ネットにあるものって、その時点でつまらないものってことだからね〜」と、さらっと言ってたこと。なるほど、確かに謎の管理者から許されたものってことだし、そりゃ面白いものは激減してるだろう。でも、実際には世の中から面白いもの自体が消えていっているわけではなく、オフラインの世界に大量に移行しているだけだ。うーん、今から思うとインターネット万能の世界観って、一瞬だったな〜

と、言うわけで、香港滞在中はデモにも参加しつつ、各地を走り回った! そう、なにせ面白いものは現場にしかないからだ。当然、このブログでもほとんどは紹介はできないが、片鱗だけすこし紹介してみよう。

うっかり「Tシャツ刷りたい!」と言ってしまったばかりに100枚ぐらいする羽目になったイカル氏

まずは、普段いろんな手作りの小物などを作って売っているKIMIちゃんのところに遊びに行く。デモで配るTシャツをシルクスクリーンで刷るというので手伝いに。知り合いのレコード屋やお店からデモへのサポートとしてバンドTシャツや無地のTシャツを大量にもらったとのことで、死ぬほど刷りまくる予定とのこと。「自由閪(自と由も門構え)」という文字をひたすら刷りまくる。これ何かというと、少し前に警察がデモ参加者に対して言った「豬閪」という罵声から来ている。「豬閪」は広東語の悪口で、ジューハイと読む。直訳するのは少し憚られるが、まあクソ野郎ぐらいに思っといてもらえれば。で、警官がそんな悪口を言ったことにみんな超頭にきたが、それをすかさず転換。「豬」と「自由」の発音が少し似てるってことで自由閪という言葉ができて、これがいきなり大流行し始めた。「クソ野郎じゃねー、俺らは自由野郎だ」みたいな反撃法だ。いいね〜

Tシャツもいろんなバージョンが各地で作られ、デモ会場でもとんでもない量がばら撒かれていた。

造語自由閪。警官の失言から1〜2日でTシャツが香港中に出回る機動力!
KIMIスタジオでも続々と刷られていく

ちょうどデモや大きな行動がない6月20日、せっかくアジア各地の人たちが集まってるからとのことで、情報交換や交流のイベントをやることに。本当のイベント名は「諸20東亞高峰會(東アジアサミット)」。諸は中国語でジューと読み、G20に似てる。ちょうど大阪でG20が開かれるので、それに対抗してつけた名前。実はもうちょっと真面目な告知文だったんだが、もう少しふざけた人にもきてほしいと思い、もう一枚勝手にチラシを作成したのが上のふざけたポスター。

各地からの参加者による諸20サミットの事前打ち合わせ

前日には「8樓(8階)」というスペースにて事前打ち合わせ。このスペースがまた香港の重要スポットで、香港の学生自治組織の学連(日本でいう全学連みたいなところ)の一部局が独立したところ。香港の左派運動の中では結構重要なポジション。惜しいことに立ち退きで出ないといけないことになっており、最後にギリギリ使わせてくれた。ここは10年ぐらい前から時々遊びに来てるところで、完全にかつての法政大学学生会館みたいなところ。惜しいな〜

さて、当日の諸20イベントは結果大成功で、たくさんの人が集まり、飲みながらかなり重要な議論を展開した。いやー、すごいよかった!

どんな人がどれぐらい来て何を話したかは割愛(すいません)。写真も割愛(ごめんなさい!)

さて、香港の今回の運動の中で最も重要なのが、中国の存在。もちろん中国政府からの圧迫を危惧しての運動な訳だけど、一番注意しないといけないことは盲目的な反中国運動にならないこと。こうなっては単なる国家主義のぶつかり合いになってしまい、本来の自分たちの生活や自由を守ることから離れてしまう。

ということで、隙を見つけて国境を超え、中国側に潜入!!! 中国広東省の省都広州へ。

毎度おなじみ、広州の上陽台のみんな。いつも通り集まって遊んでた

何をしに行ったかは割愛〜(すまん!)

5月のパンクロッカー労働組合アジアツアーでお世話になった小吉オフィスに遊びに行く
すると、彼のレーベルの仕事が全く間に合っておらず死にそうになってたので、みんなでカセットの封入を手伝う
山のようなカセットを続々とパッケージ

中国作戦が終わってからは、香港の田舎へ。そう、実は香港は大都市だけではない。田舎にて秘密作戦を敢行!!!

香港の離れ小島
なにもない

そして、香港を離れた後は、なんと韓国ソウルへ!

偶然にも、韓国で活躍するミュージシャン、佐藤行衛さんも

ソウルの人たちとも香港の話をするけど、韓国も日本と状況は全く同じで、保守派も革新派も自分に都合いいように解釈して「香港頑張れ!」と、応援しているという。うーん、全く同じだ! そこで香港であったことなどをみんなと共有。やはり、実際に行って、みんなと話してみないと何もわからないということで、この時一緒に飲んで話したサンヒョンが自分と入れ替わりで香港に向かった。

いや〜、今回の香港行きで思ったけど、今や情報はネットにないことばかり。本当に行ってためになった。しかも、それをみんな感づいているのか、アジア圏の奴らがやたらと行き来しているのもすごくいい。しかもそれがみんな飲み友達感覚でつながっているので、行きたいとなったら現地の友達に電話して「来週遊びに行くよ〜」って感じでふらっと行っている。おお、よくよく考えたらこれがインターネット! 各地のローカルなネットワークがあり、それを全て繋いでいくようなネットワーク、それがインターネットの語源だ。そうか、インターネットって別にIT用語でもなんでもなかったんだ! 自分たちの身の回りのコミュニティーのことでもあったんだ!!! …ま、語感がダサいからわざわざは使わないけど。

<おまけ>

しつこいようだけど告知。

7/7(日)香港報告会やりまーす!!!!

7/7(日)香港報告会やりまーす!!!!

Facebookイベントはこちら↓

https://www.facebook.com/events/199996670941969/

7/7(日)香港報告会やりまーす!!!!

香港の逃亡犯条例の超巨大デモの報告会を開催〜!!!!!

久々にものすごいためになるイベントやります! 本1冊分ぐらいはある濃い内容なのでこれは超重要イベント!!

今回は、日本からも数名が現地に行って実際に香港の友人たちに合流して運動に参加して来ただけではなく、台湾や韓国の地下文化圏のやつらも一緒に香港入り。いろんな人たちとたくさん話をして聞いて来たりもしました! 国内外の報道を見たり、ちょっと現地に行ってくるぐらいじゃ到底わからないこともたくさん判明!

香港の有象無象から国会議員までいろんなやつらから話を聞いたり、現地に参加しに来ていた台湾人たち、あるいは国境を超えて中国本土入りして中国人の意見を聞いたり、帰りにソウルによって韓国での反応を聞いたり、いろいろと内容を深めまくって来ました。

実際には報道されている以外にもいろんな現象が起こっており、ものすごい勉強になりました〜

しかも、公開できない写真や公開できない情報ばかりなので、ネットでは書けない! ということで直接情報共有する機会を設けることにしました! ということで、当日はイベントのライブ中継などもしないので、是非来れる方は直接足を運んでみてください〜

香港での報告を踏まえて、これからの日本社会で我々はどうしたらいいのかの作戦も練れればと思います〜

第1部 「激闘! 戦端開かれる!」

6月12日の警察によるデモ隊総攻撃の最前線で取材を敢行した小玉さんによる戦場報告

警察による催涙弾やゴム弾への防戦法や、急遽街頭にバリケードを築く戦術などなど、ためになる技術紹介も!

第2部「200万人巨大デモと遊撃戦デモの新形態!」

6月16日の200万人デモからの一連のデモに参加し、日本でも未だかつてやったことのない新形式のデモ運営方法を紹介

雨傘運動の反省点を踏まえグレードアップした戦術! リーダーがいない運動はどうやって現場で動いたか!?

第3部「どうなる!? 哀愁の左翼」

本土派、民主派、左派などなど、いろいろな考えの人たちが混在しているのが今回の香港のデモの傾向。高円寺界隈との繋がりも深いミュージシャンやアーティスト、スペース運営者たちなどは、どちらかというと左派寄りの人たちが多いので、この立場からも考えなければならない問題は山積。今の香港は近未来の日本社会の構造でもありうるので、今のうちからみんなで討論しておいたらためになりそう!

第4部「続報! 最新情報と交流会」

7月1日の超巨大デモにも日本から数名が参加しており、実際に立法会(国会に相当)占拠の現場にも参加した小玉、江上両名からの報告もあり。その他最新情報も報告!

そして最重要なのが交流会。今回は行動した香港の友人たちも来ているので、直接みんなで話しましょう〜

※当日は基本的に日本語での進行になります。香港からの参加の両名には随時補足や質問などで参加してもらいます(その際は日本語ー広東語の通訳あり)。

出演:

小玉ヒロノリ(カメラマン)

江上賢一郎(地下文化研究家)

黒星イカル

松本哉(素人の乱5号店店主)

黃荻(香港)

香子俊(香港)

ほか

司会・進行:

池田佳穂(キュレーター)

7月7日(日)

高円寺PUNDIT(杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル2階)

20:00スタート

入場無料(1drink注文お願いします)

Facebookイベントはこちら↓

https://www.facebook.com/events/199996670941969/

明日、再度大規模デモが発生! 今から香港へ急行〜!

6/13夜、香港の逃亡犯条例に反対するデモに連帯する集会を高円寺駅前広場にて開催〜!!

ここ数年間、高円寺を訪れる香港のミュージシャン、アーティスト、お店をやってる人、社会運動家などは急増し、いまやアジア圏の地下文化やサブカルチャー、社会運動などの交流のメッカと化している高円寺。そんな彼らが香港で激闘している中、応援しないわけにはいかない。当日は、駅前広場に巨大スクリーンを設置して、ネットで香港現地と繋ぎ、現地のデモに参加している友人たちに話を聞いたり、高円寺から現地入りしている特派員の現地レポートなどを行った。さらに、日本にいる香港人もたくさん来てくれたので、いろいろ話を聞いたりとたくさんの情報が知れてためになった。しかもその中には「こんな悪法は絶対に反対です!」というだけではなく、「いや〜、警察嫌いだしとりあえずデモ行った」とか「デモやってもそんなに変わらないかもしれない」「金持ちの老人は家で反対してるけど、貧乏な若者が最前線に行って殴られたりしてて、かわいそうだから助けるために行った」などという、本音や生の声もたくさん聞けたのがすごいリアルでよかった!!!

でも、ある香港人が言っていた「香港ではこれが最後のデモになるかもしれない」という言葉は、本当に今の香港の社会状況の追い詰められてる様子を感じられた。

6/13 高円寺駅北口広場にて

もともと香港人の友達も相当たくさんいるので、このイベントの前後から香港のやつらからの情報はたくさん入ってきていたし、高円寺界隈にいる台湾人や香港人たちからも毎日のように「今こういう状態になった!」「今度はこんな感じらしい!」と、リアルタイムで新情報から裏情報まで飛び込んでくる。こうなってくるともう、テレビで見てるニュースという感じでは全くなく、まさに身の回りで発生している事態のような感じに! いや〜、こりゃ、人ごとじゃない!!!

10年ほど前は度々ヨーロッパを訪れ、その時に目の当たりにしたんだけど、デモやらイベントやらが起こると死ぬほど他国からのやつらが参加してくる。向こうはEUということもあり、国境があってないようなもの。どこかで何かが発生するとヨーロッパ中からいろんな仲間たちが続々と集結してくる。で、終わったら今度は蜘蛛の子を散らすように帰っていく。うーん、国内でその国の民衆とその国の政府とのせめぎ合いじゃない。悪いことをする政府や事件が発生したら近隣の各国から民衆たちが集まってきて、自分たちのこととして文句を言う。いやー、これいいね〜。その点アジア圏は各国の間に海も多いし言語も文字もバラバラ。ビザを取らないとどこの海外にも行けない国の人たちも多い。全然違うな〜、と思ったのが10年前。

そんな経験もあり、6~7年ほど前から国境を越える交流をしまくってきたわけだが、気付いてみたらアジア各国に死ぬほど知り合いがいてそれぞれの文化圏がものすごい行き来して交流をするようになっていた。10年前とは全く違う現象が起きている。3年前の2016年には無限の交流をしまくろうってことで、NO LIMIT 東京自治区というイベントを開催したところ、アジア圏を中心に約200人ものやつらが交通費も自腹で東京にやってきたぐらい。それから3年して、そのアジア交流圏はさらに超拡大し、大変なことになってきている。

よし!!!! 機は熟している!!!!!

いま香港で起きていることは当然香港人だけの問題ではない。これは人々が生活する上での文化の問題だ。この法律によって香港の自由が後退してしまっては、香港の文化の後退にも繋がりかねない。これは、ここ何年にもわたって培われたアジア圏文化交流にとっては一大事だ。香港、日本、台湾、韓国、ほか東南アジア各国、そしてもちろん中国本土も含めて民衆が作ってきている文化の問題。こりゃ、今こそみんなで香港に駆けつける時かもしれない! というタイミングで、香港のやつらからも「来るしかない!」と呼びかけられるし、これまた台湾の大バカな仲間などから「おい、香港行こう!」と声もかかる。ギャー、これはもう行くしかない!!! と、例によって勢いのみで香港行きを決意!

そうなって見渡してみると、周りでも何人も香港に行くというし、台湾とか韓国のいつもの大バカな交流圏のやつらが香港入りするという。みんな自分たちのこととして居ても立っても居られない様子。「デモなんかやっても意味がない」ということを言う人はたまにいるが、それを目の当たりにした人が「じゃ、自分も!」という気にさせるだけでもデモの影響というのは半端じゃない。

そしてもうひとつ。先日の巨大デモによって、香港政府は完全にビビりまくり、その法改正案を当面延期することを発表。これもデモの効果がメチャクチャあったってことだ。しかし、鉄は熱いうちに冷ますのが権力者。熱が冷めたときを見計らって復活する可能性が高い。こちらも「よかったよかった」などと早とちりして一瞬で冷めてしまうと、これまた一瞬で逆襲してくるので、ここはひとつグウの音も出ないぐらいまで畳み掛けて法案の撤回を表明させるのがとても大事。ちなみに香港からの情報によると、毎年7月1日の香港返還記念日に行われる大規模デモまで勢い継続するのがポイントではないかとのこと。なるほど〜、ってことはやはりこれからの1〜2週間が結構大事ってことだね〜

香港人以外もよそ者ではない! みんなで香港に乗り込もう!!

ちなみに現在羽田空港。いまから香港に行ってきまーす。

逃亡犯条例の恐怖! 香港自治を守れ

9日の100万人超参加の超巨大デモに引き続き、今日からは香港中心部の路上占拠が開始された。バリケードで主要道路を封鎖しての占拠。いま日本では失われている民衆の力を香港はまだ持っている。

写真『香港独立媒体網』より

かねてより問題になっている香港の犯罪者引き渡しに関する条例。この法案が成立すると、中国本土で「違法」とされれば「犯罪者」として中国に引き渡される可能性があり、香港の法や自治がより一層無力化すること必至。そうなってくると当然、中国の民主化運動の人たちなどが餌食になる可能性も濃厚。

なんでも短絡的に考えるアホな右翼からしたら「悪の権化中国から香港を守れ〜」とか言い出しそうな話だが、もちろんそう単純な話でもない。世の中見回せば中国政府のみならずアメリカ政府、日本政府はじめロクな政府がない。いま世界各地で大規模再開発やジェントリフィケーション(こぎれい化)が起きているし、日本でも秘密保護法や戦争法、憲法改正計画などなど「民は国の一部分になれ」とばかりに一般の民衆の力は削がれるばかり。この現象はいま世界中で起きていることだ。そんなときに最も大事なことは自治という概念。香港で言えば、香港のことは香港の人たちが決める。あるいは沖縄のことは沖縄の人たちが決める。高円寺のことは高円寺の人たちが決める。これが重要だ。これは国や都市もそうだし、町や家族、グループ、組織など何に関しても同じ。

ということで、いま香港では自分たちの社会と自治を守るためにみんな立ち上がっている。となれば、どの国でもどの地域でも我々民衆からしたら立場は同じ。これはなんとか応援していきたいね〜〜〜

写真『立場新聞』より

ちなみに香港民衆の勢いに押された香港政府は本日強行採決の予定をひとまず断念し議会での審議の延期を決めた模様。おお、すごい、勝った! などと迂闊に思うなかれ。これは権力者の常套手段で、民衆に勢いのあるときは強行突破は避けるもの。しばらく静観して運動内に矛盾や戦術の温度差などが生じてギクシャクしてきた瞬間をねらって反撃してくる。これはどこの国でも同じだ。当然香港の人たちもこのことはわかっているし、数年前の雨傘運動の時に同じことが起きた。ということで、香港のこの運動の人たちも頭のひねりどころだし、ここ数日ずっと作戦の立て方を討論してきたようだ。しかし、立てた戦術が思い通りにならないのも、それはそれで生きた運動の大事なところ。ちなみにすでに警官隊によるデモ隊鎮圧は始まっており、だいぶ混乱が生じてる模様。

ま、ともかくこれは香港の問題ではあるけれど、全世界に連動した重要な課題での運動。こっちも他人事として見てるわけにはいかないので、こりゃあこっちも一肌脱ぐか〜。ここからが勝負なので、可能な人はいろんな手段で香港の自治を応援するしかない!!!! とりあえず何をすればわからない人も、まずは香港メディアやSNSなどで中継を見守りつつ各地でテンション上げていきましょう〜

パンクロッカー労働組合、アジアツアー始まる!

高円寺のとんでもないバンド、パンクロッカー労働組合が、ついにニューアルバムを出し、そのアジアツアーが今日から開始! 普通にライブ活動でも活躍する一方、最近では高円寺再開発反対デモや、くたばれ安倍政権高円寺デモなどでもライブを敢行するなどの活躍ぶり! そして、そのメンバーのかぶる天国畑も同時にライブ盤を出したということで、同時にツアーを回るという。彼らとは普段から縁があるのでとりあえず一肌脱ぐことに。

ということで、アジア圏はやたら友達も多いので、いまそのツアーをちょっと手伝ってる。自分自身は明日から台湾入りしてやつらと合流する予定なんだけど、ライブはすでに今日から始まる! スケジュールは以下の通り!

まず初日の今日は、台北PAR STOREにて!!!

続く5/3は、同じく台北のREVOLVERにて。ここでは香港の反骨の鬼=小生本燈と鉢合わせ!! 台湾パンクのバンドマンチーム「愁城」たちの協力で実現なので安心の企画!!

ライブだけで終わらないのが台北アンダーグラウンドの実力。なんと、せっかくだからと台北中心部でデモを開催! なんと経済発展反対を訴えるとんでもないけど実は確信を得てるデモ!!! 5/6夕方より。こちらは、バカな企画には必ず乗ってくる半路咖啡チームの協力で。うーん、ありがたいな〜

そして、台湾を後にして福建省は廈門(アモイ)へ渡り、ライブハウスREAL LIVEにてライブ決行! 中国では外国のバンドは特別な申請が必要で、ちゃんと中国政府の認可済み! パンクなんてケシカランこと言って中国政府に睨まれないように、この日限定で「青いバルコニー」というバンド名に変更してライブ開催。これはやばい!!!!!

ちなみに廈門のツテは、以前マヌケゲストハウスに泊まりにきていた廈門のパンク小僧の紹介!!! 他に知り合いはいないので、そいつに裏切られたら我々はおしまい!

そして廈門から南下して香港へ。5/10に、みんなが知ってる秘密のスペースにてライブ。香港の伝説のバンド=意色樓と!

ちなみに意色樓のボーカルも、少し前に香港の東北部の農村地帯の再開発に反対して逮捕されたので、高円寺再開発反対デモで捕まったパンクロッカー労働組合の村上氏と、異色の再開発逮捕コンビでのライブ。これは熱い!!

そして、翌5/11は、また中国側に戻り広州へ。こちらは以前も一緒に企画をやらせてもらった広州のバンドDie Chiwawa Dieの小吉くんの強力で実現。久々に広州に戻るのも楽しみ!

とりあえず、今のところこんな感じ。

諸君、今からでも間に合うので、安いチケットを探しまくって現地に駆けつけるしかない!!!!

【杉並区議選特集】社民党ついに滅亡か!? 〜青砥氏、決死の戦い〜

昨日も少し紹介した杉並区議会選挙の続報。というか、社民党について。

すでに昨日紹介した社民党事件で、いよいよ滅亡目前になっている社民党。投票は明日なので今回はざんねんながら0議席確定だが、事件発生以来は社民党の人々の右往左往っぷりがやばかった。

さすがに選挙目前の時点で、選挙事務所の準備やら支持者への挨拶やらいろいろ準備が整ってたところに、まさかの他党への寝返り。これは杉並区内の社民党のおじちゃんおばちゃんたちだけじゃなくて本部も含め大パニックの反乱劇だ。自分は社民党員でも何でもないんだけど、知り合いも多い。

ちょうど1ヶ月ほど前、はじめにこの事件が発生したときは当然そんなこと知る由もなかった。たまたま自分の店で店番をしていると、商店街の近所の社民党のオッサンが憮然とした顔で「おい、松本くん」と、店に入ってきた。聞けば昨日紹介した映画のようなな寝返り劇が繰り広げられ、社民党や支持者たちが「選挙目前にして投票する人がいなくなった!」と、途方にくれたり、弱り切ったりしているという。うーん、そりゃ気の毒に。2議席が1とかじゃなくて、1議席がゼロだから、そりゃ困るよなみんな。「俺たちどうすりゃいいんだ!」と、関係者含め杉並区内で大パニックになってるという。

で、同情してると、社民党の人が言うには「ところで党内にはキミを推す声がある。どうかね松本くん」という。そんなバカな! 「いや〜、店があるし無理ですよそれは〜」と、断る。すると「そうだよな〜」と、あらかじめ分かってたかのような反応で「で、誰かいい人いないかね」だって。で、いつもデモなどでサウンドシステムを出してくれる穴水さんという人がいいんじゃないかと推薦。世の中で何かあるたびに「冗談じゃねえ!」といつも怒りまくってるので、これは適任! ということで何度かオファーしてみるが、結局「来月? 無理に決まってんだろ。仕事入っちゃってるよ」とのこと。そりゃそうだ、町内のゴミ出し当番じゃないんだから、そんなの無理に決まってる。社民党のオッチャンも「そりゃそうだよな〜」と、肩を落とし、「こんな直前になって、どうしろってんだ! 全くよぅ〜。なんなんだ、いったい!!」と、怒りが増幅する一方。

しかし、社民党も昔からいい加減さがいいところで、それが多様性や懐の広さとなっていろんなものを受け入れてきたが、それによって失敗して足元をすくわれて大パニックになることが多かった。そこがマヌケさ全開で端から見てると親しみが湧く。今回なども社民党が生き残るかどうかの最期の決戦を前にして残された人々が勢揃いで気勢を上げていたときに、当の候補者が逃亡して、「あれ! あいついねえ!」という完全にマヌケすぎる事態に! いや〜、この事件全然笑えない大変なのはわかるけど、やっぱりいいね〜このマヌケさ。

ということで、さすがに社民とにも義理はあるので「じゃあ、誰かよさそうな人探してみますね」とのことになり、この件は終わるかに思われた。

しかし、4月に入り事態は動く。10年ぐらい前に札幌で知り合った友達で、かなり大バカで結構仲良くしてた友達がいるんだけど、その後社民党から誘われて地方議員の選挙に立候補して(社民党の懐の広さ)、それ以降はあまり連絡もしてなかった。で、4月のある日、久々に電話がかかってきて「松本くん、久しぶり〜!!!!」という。何かと思えば「選挙出ない?」という。ギャー!!! そんなバカな! 公明党が昔の卒業アルバムとか使って電話してきて「一票お願いします」ってのはよくある話だけど、「久しぶり〜、選挙出ない?」って、そんなバカな話あるか〜!!! その友達は公明党みたいに気持ち悪い選挙作戦とかやる人じゃないので、まあよほど杉並社民党が弱り果てて頭を抱えてるのが津々浦々まで広がってるんだろう。うーん、いよいよ哀れだ…。

さあ! そこで現れたのがついに真打ち登場。ついにこの男が動いた! かつて杉並区で社民党で立候補しまくってたけど、あまりに幸薄い顔をしていたからか落選しまくっていた伝説の男だ。あいつが動いた!!

これは10数年前のポスター。当時でもくたびれてたので、今はもっとくたびれたオッサンになっている

こいつ。青砥くん。

ただ、こいつ超面白いやつで、10数年前に立候補してた選挙期間中も「いや〜、生きてても何もいいことないですね」「もうみんな死ぬしかないんじゃないですかねぇ〜」みたいにボヤいたり、幸薄さがほぼネタ化していて、とりあえず景気の悪いことしか言わないという、最高に面白いやつだった。

その幸薄い青砥くんも今や社民党本部の重鎮。おお、すごい! 大きくなったな、青砥くん! いや、違う。社民党が小さくなったのか。

そしてまた電話して来て「松本くん、たまには飲みましょうよ」という、不幸そうな電話! で、すぐに高円寺に飛んできて「いや〜、どうですか最近。やっぱり景気悪いですか?」みたいな失礼な挨拶から。うーん、相変わらずだ!! そして待ってましたとばかりに「どうですか、出ませんか?」と、予想通りのオファー。「出ない出ない」と断っても「じゃ、どうしたら出ますかね〜」などとやたら食い下がる。「そもそも政治家は向いてないからね〜、なりたくないし」とちゃんと断っても「いや〜、そこをなんとか松本先生」と、しぶとい。

これはやばそうなので、ケムに巻くために「ま、飲みながらでも」と、高円寺で屈指のめちゃくちゃな飲み屋「なんとかBAR」に移動。で、いよいよ俺が出なそうだとわかると「そうですか〜、もう何十人にも断られてて、あとは松本さんしかいないんですよ〜」という。おい! それ誘う時に言っちゃいけないことじゃないのか!?

そして、「こまったなぁ〜、誰かいないですかね〜」と、財布をすられたような顔で宙を見る。聞けば翌日に本部の会議があるらしく、そこで公認候補を決定するとのことで、そこがタイムリミットだという。いよいよ煮詰まって来て、あまりに不憫なので相談に乗ってあげる。いろんな知り合いの顔を思い浮かべ、「そういえば人当たりいいしデモとかもよくいく兄ちゃんがいたな〜」→青砥「よし、その人にしましょう!」→「あ、ダメだ今仕事で忙しそうなんだった」→青「そうですか〜、もう社民党は終わりだ…」→「あ、そういえばやたら性格明るい女の子で社会に関心もある人がいた」→青「その方に決定で!」→「ダメだ、選挙のとき日本にいないらしい」→青「残念、ボクは人生どうしたらいいんでしょう」…と、ずっとこんな感じ。っていうか、そんな簡単に候補者決めていいのか!!!(笑)

最後のあがきを頑張って来た青砥くんだが、万策尽きたとなると、もうヤケになるしかない。借金まみれなのにリストラされたサラリーマンみたいな感じで、最後の底力を発揮しまくる青砥くん。これは強い! そんな活力まだ残ってたんだ!!! しかもスーツ着て来て飲んでたから、それがだんだんヨレて来てる感じが新橋のガード下みたいで最高。「もう時間がない!」と、ついには飲み屋で飲んでる人に片っ端から声をかけまくる。「お兄さん、どう? 選挙。でない?」→「いや、俺、中野区民なんですよ」、「お姉さん、選挙出ない!?」→「出たい出たい!!」→「歳は何歳? えっ、22歳? ダメダメ、出られるの25歳から。3年後は社民党ないよ!」、「キミ、立候補しない? 出ちゃいなよ」→「スイマセン、ワタシ、外国人ダカラ」。

と、最後の奮戦も虚しく時間切れ! いよいよ帰らなければいけない時間になり、「みなさん、今日はありがとうございました。お互い生きてたらまた会いましょう」と、縁起でもないこと言って去っていく。哀れに思い、みんなも「気を落とさずにな」「いいことあるよ」と声をかけ、肩を叩きつつ見送る。そして青砥くんの哀愁の後ろ姿をみんなで固唾を飲んで見守る。社民党の滅亡、なんとか1日でも先送りできないものだろうか。

社民党、がんばれよ〜!

【杉並区議選特集】選挙近し! やばい奴が現れた!

またも選挙。明後日の日曜日、統一地方選の投票が行われるとのこと。そういえば自分も今回選挙どうするかまだ考えてなかったので、そろそろ候補者でも見てみようかなと、調べてみると…。

池田潮という謎の人物が目に入ってきた。で、その人のホームページを見てみたら、いきなりこの最高のノリ!!!! 誰なんだこいつは!!!

まずは彼のサイトからの抜粋を見てみてほしい。

(以下、池田氏ホームページより転載)

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はじめにいっておきたいのはこういうことだ。おれはあふれ出てしまうもの、過剰なもの、傷つき、弱り、取りこぼされてしまったものたちを代議する。裏社会のライターとしてサイコパスやソシオパスのやり口をたくさん見てきたおれならば、議会を牛耳るやつらに対抗できると思っている。

かつてインタビューしたピエール瀧は自分の仕事を「プロ野球7回に上がる花火」にたとえた。「なくてもいいけど、あった方が盛り上がる」と。無駄か? 無駄だ。おれは無駄を愛する。ゴルフ仲間に金を回す利権政治を唾棄し、浮浪者同士の結婚式を祝福し涙を流すものだ。

だから基本的に、金じゃない価値感を重視した政策を行うだろう。目の前に金があるならこうする。金は小川が集まって大河になっていくような流れ方をするだろうが、おれは溝を掘って、過剰なものたち/取りこぼされたものたちに金に裏打ちされたチャンスを届けるべく悪戦苦闘する。

そして、この点もはっきりさせておこう。おれはワイドショー的なクソ正義や新興宗教的なクソ倫理、日本会議的な欺瞞、金儲け至上主義者やキラキラした言葉を駆使して己の欲望を満たすことに汲々とするやつらを軽蔑する。それでいながら、おれはウォルター・ホワイト※1の利己心、ジェシー・ピンクマン※2のうなり声、そのどちらにも寄りそう。そういうことだ。

12海外ドラマ「ブレイキングバッド」の登場人物。

一、商店街、駅前飲屋街死守

個人商店やローカルチェーンは杉並の宝だ。それに気づかないヤツは真に杉並に住んでいるとはいえない。さっさとショッピングモールかディズニーランドの近くにでも引っ越してしまえばいい。悲しいかなユネスコサイドに毒されていく吉祥寺やドバイ化に向かう中野には、まあそれぞれのやりかたがあるだろう。どちらも好きな街だから良いかたちになって欲しいが、他区の話だ。むろんローカルから国政に声をあげることも重要だが、杉並に集中しよう。杉並には杉並のやりかたがある。

そして酒を飲まない人には申し訳ないが、杉並に無数にある飲み屋では、毎夜、様々な年齢、職業、性癖の持ち主の視線が交わっている。「知らない人を見たら逃げなさい」と子供に教える大人たちがスマホでゲーム画面やエロ動画を見ながら暮らす社会においては貴重な体験だ。飲み屋街でなくてもそういった場所はもっとあった方がいい。

 

二、健康長寿の仕組みづくり

杉並はいいところだが、生活コストが高く、空気が悪い。スポーツが好きなヤツや、身体に気を遣っている人はまだいいが、そうでない人達が少しでも健康で長生きできる仕組みを区はもっと用意できる。みながうっすらと健康をそこなっていくのが当たり前と思ってはだめだ。たとえばハムストリング周長の平均を全国一位にするなど、より多くの人が予防できれば、弱った人へのケアに集中できる。野生を忘れてはいけない。

 

三、徒歩・自転車が主役の街

杉並区民なら中央線、井の頭線西武新宿線丸ノ内線を使え。そうでないのであれば、さっさとショッピングモールかディズニーランドの近くにでも引っ越してしまえばいい。電車のおかげで人が歩いて暮らせる街になっている。貴重なことだ。

自転車について少しだけ語ろう。人間は機械を発明した。便利だが、機械は人に楽をさせ、堕落させるものだ。自転車は違う。乗れば乗るほどハムストリングや毛細血管が刺激され壮健になる。ただ、空気が抜けていたりチェーンが錆びている自転車に乗っているようではお話しにならない。その対策も考えている。駐輪環境もまだまだだが、駅近の商店街のど真ん中にある高円寺北駐輪場は素晴らしい。かなりの広さがあり、一歩出たら活気ある商店街という祭典、人いきれ、騒音、変な顔のオヤジ、綺麗な人、花屋のインディーズレスラー。走れば2分で電車のドアに滑り込める。ああいうのはもっと増やさないとダメだ。

やればやるほど泡沫感(最近は無頼系独立候補ともいう)が増してくる選挙準備に気づかないほどおれはうぶではない。いつもは選挙に行かないおまえたちが入れなければ、おれは確実に落ちる! 立派な政治をしている共産党や無所属の現役区議たちがいるのは知っているが、あの人たちは放っておいても受かる。だから今回はおれに入れろ! 「いや、自分は○○の都合で○○党の○○さんに入れなきゃいけないから……」アホかと思う。投票所でだれの名前を書いたかなんてバレやしないのだから。

(以上)

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う〜ん、これはやばい。「さっさとショッピングモールかディズニーランドの近くに引っ越してしまえ」と、やたら強調してるところがいいね。しかし、総じて言ってることはいいね〜

…と、思ってたら、この人よく見たらたまに高円寺の「なんとかBAR」とか来て飲んでる人だ!!! いつの間に選挙出てたんだ!!! いや〜、面白いこと言ってるね〜〜〜

さて、せっかくなので区議選について。この池田氏も重要な投票選択肢No.1だが、他はどんな感じだろうか。ちょっと見てみよう

選択肢2・共産党

ま、杉並区議会でも議員も多いしそこそこ力もあって頼もしい存在でもある。自民党と違って別にそう間違ったことをやるわけでもなさそうだ。かつて左派の王道だった社会党が勝手に没落していったいま、左派系の王道のポジションをとりつつあり、いまの自民党とかのムチャクチャな政治が気に入らないんだったら、まあ無難な選択肢だと思う。が、どうも正しいことを正しく言ってる感じは、自分にとってはワクワク感に欠けるんだよな〜。あと、粗暴なものを嫌うという欠点もある。

ただ、杉並区に関していうと、いい加減なやつとかふざけたやつとか意味不明なやつとかが続々と共産党の区議になっており、その辺は信頼の置けるところ。自分自身、かつては共産党は全く信用しておらず、共産党が天下を取ったらうちらみたいな不真面目な奴らは間違いなく強制収容所送りになるに違いないと、恐れをなしていた。しかし杉並区でよくよく見てみると、逆にむしろ強制収容所に送ったほうがいいんじゃないかっていうような原田あきらという都議(かつては区議)みたいなのがウロチョロしてて、少し安心した点もある。もし共産党に入れるなら極力いい加減そうな人に投票していくのがいいかもしれない。それに共産党が減ると自民党が調子にのるので、それは避けておきたいところ。

余談だけど、自分的には右派政治は窮屈だから当然ごめんだけど、強大な左派の一党支配もいろいろ厳しそうでいやだ。大バカたちにとって一番いい状態は、「まあまあの勢力の左派系の党やグループがワラワラと並立してしのぎを削ってて、お互いを牽制しつつ辛うじて連立で政権を維持してる状態」多分これがベスト。たくさん隙ができるからロクデナシたちものびのびできる。

選択肢3・棄権(白票)

どうも、選挙に行かないとダメと思ってる人って結構いるけど、実はそうともかぎらない。棄権や選挙ボイコットっていうのも時には重要な意思表示の一つ。例えば、自民党と自民党の一騎打ちみたいな意味不明の状態とかになってたら、行くだけ損な時だってある。その選挙が意味があるかないかを見極めてから行くのが大事だ。国によっては完全にインチキな選挙なんかやろうとしてみんなにボイコットされるなんてのもザラにある。日本の選挙だって選挙制度もコロコロ変わるし、紙一重のところまで来ている。で、投票率が1%の選挙の結果なんかあったらそんな議会や政府は権威失墜もいいところ。

ちなみに区議選は4年に一度で定期的にやるのだが、国会の選挙となると、自民党がプロパガンダに使えそうな都合のいいタイミングにやるという、茶番劇のような選挙が多い。政権が追い詰められてる都合悪い時には絶対選挙はやらず、なんだか勝てそうな時にわざわざ有利な選挙やる感じ。ゲームのトランプの大富豪でいうと自民党が大富豪で野党が大貧民。このままゲームを続けるのはなかなか勝ちにくいので、やっぱり革命を使うしかない。

選択肢4・社民党(自由党)

社民党は良くも悪くもいい加減なので、共産党とかキッチリした他の団体みたいな、ザ・組織っぽいのが苦手な人にオススメ。ということもあり、自分自身、社民党に入れることは割と多かった。ちなみに今見返したら2015年当時、自分のブログでこう評していた。

最近の自民党政権は特にひどいので、自民党員は全員ひどい死に方をしてほしいなと願うばかり。だけど、かといって野党のどこかに肩入れして応援するかっていう気もそんなにしない。民主党はどこにどう転ぶか謎すぎる巨大ノンポリ政党なのでどうもいけ好かない。共産党はやたら足並みが揃ってるので、権力を持ったら足並みを乱しまくる我々は強制収容所送りになりそうでこわい。その他の党は名前しか知らない。こうなってくると、ここはひとついい加減で有名な社民党に頑張っといてもらうと、こっちも助かる。社民党はむやみに懐が広すぎて「いいねいいね、おまえらも仲間だろ。一緒にやらかそうぜ!」と誘いまくり、たまに「しまった! こいつはちょっと変な奴だった!」みたいに失敗して足元をすくわれそうになる感じのマヌケさが今の世の中には重要。こういうところを滅亡させてはいけない!!

そうそう、このいい加減なところがいいんだよね。懐の広さというか、いろんな雑多なものを受け入れるところが。ただ、最近は完全に滅亡への一途を辿っているだけに、雑多もヘッタクレもないかもしれないけど…。いや、惜しいね。

ちなみにそんな社民党、今回もやらかしてしまい、選挙直前に杉並区中が大パニックになる事件が発生。なんと、社民党の市来さんという区議が選挙直前で立憲に寝返り、社民党は滅亡。そして立憲はその寝返った人を重用し、山梨だったかで国会議員の選挙の候補者へ起用!!! う〜ん、完全に戦国時代かヤクザ映画と同じシーンだ! そしてだいたいそれに続くのは「うむ、よくやった」「へへぇ〜〜〜!」とか言って敵対勢力の偉い人に褒美をもらってるシーン!! ただ、ドラマだったら親分とか殿様の首を取った功績で寝返った人はCM明けとかに残党が放った刺客に殺されたりするんだけどな〜。現実はそうはいかないらしい。一概に誰がが悪いかは言いにくいが社民党には同情してしまう。 怖い世界! 立憲もそんな状況でよく受け入れるよな〜

という、大パニックのまま今回は苦渋の選択で独自候補者ではなく自由党の山本太郎門下の候補者松本氏を応援するとのこと。社民党の怨念の一票というのも手だね〜。ただ、自由党に社民党の良さがあるかどうかは未知数なので、松本氏の頑張りに期待!

選択肢5・中核派

これはやばい。日本広しとはいえ公然と中核派が議席を持ってるのも多分杉並区ぐらい。ちなみに、彼らははるかいにしえの古代の時代に「共産党、お前ら手ぬるい」と、過激路線を売りにして登場した新団体。当時はそこそこ勢いもあったが、時代も時代なのでだんだん目立たなくなって来てしょんぼりしてきてるように見えるが、彼らはそれは意地でも認めないので常に革命前夜のようなテンションを保ち続けているという威勢のいいやつら。

革命を企てるからには絶対に自分たちは間違ってないと確信があるだけに、他者には厳しい。自分の法政大学時代にも、彼らは幅をきかせてたが、組織に属さずに勝手なことやってる無所属のやつら(当時はノンセクトと言った)に対しては「お前らは何もわかってないただのバカだ」との認識で、自分も中核派にはだいぶいじめられて来たので、当時を思い返せば全くいいイメージがない。とは言え、当時の大学当局や自民党みたいな頭のおかしい奴らという共通の敵はいたので、そんな巨悪を前にすれば一応味方。かつてのメチャクチャな戦いの現場を知ってるやつらと思えば何となく懐かしい思いもあり、複雑なところ。

しかし、まあこんな何でもかんでも行儀よくないとダメみたいなご時世、1〜2議席ぐらい中核派みたいなのがいても面白いかもしれない(増えすぎると強制収容所送られそうなのでそれは勘弁してもらいたい)。杉並区内の権力者にとっても、議会の隅っこの方に「なんだかいつも怒ってるヤバそうなのがいるな〜」と思わせるだけで、いい牽制球になるかもしれない。ま、ここはひとつ頑張ってもらいたい。

選択肢6・立憲民主党

国会では最大の野党で、現実的に自民党などに対抗しうる存在。しかし、だいたいこの手の党は昔から、政権をひっくり返しつつ、気付いたら中間的な曖昧な存在になってて、次の瞬間には第二自民党みたいになって、最終的には無意味な存在として崩壊していくというのがいつものパターン。という教訓もあるのか、今回は立憲民主党はむやみに他の国民民主党みたいなノンポリ党(←こういう政策なしの党、俺は一番嫌い)と合流や協力はせず、政策と方針を出して独自路線をやってるのはいいところだと思う。

しかし!!! 杉並区内的には社民党が滅亡した社民党事件で立憲民主党の信頼は地の底に失墜!!!!! 杉並区で路頭に迷ってる社民党のおじさんおばさんたちの苦虫を噛み潰したような渋い顔を思い浮かべたら、とてもじゃないけど立憲民主党には投票できないな〜、というのが実感。

とはいえ、実際は杉並区で立憲から出てる人たち、いい人たちが多いんだよね、これがまた。そこがむずかしいところ。そういう人たちには健闘してもらいたい。

選択肢7・その他の悪くない人

面倒くさいから党別で書いたので、登場してないけど無所属で悪くない人もいるらしい。

<総評>

さあ、と言うわけで、現時点で新人の謎の池田氏が身元不明のままやや優勢で、出遅れた社民党が路頭に迷うそばを、僅差で白票と共産党が激しい2位争い、その共産党の背後を中核派が火炎瓶を持って激しく追い上げ、立憲民主党は急失速するも数名が上位争いに残っている、という情勢。さあ、まだまだ予断を許せない状況、今週末の杉並区議選はどうなることやら!!!

 

マヌケゲストハウス倒産回避BAR、大盛況に閉幕!!!

4/15、4/16の両日に渡って行われた、マヌケゲストハウスの倒産回避をするために行われたBAR! いや〜、両日とも朝まで超満員で大盛況に終わった。

来てくれた人、手伝ってくれた人、差し入れやカンパくれた人たち、本当にありがとう〜!! この世知辛い世の中、人が危うくなったら一目散に逃げ散る人も多い中、超たくさんの人たちが「マヌケなくなったら困る!」「つまらなくなる!」と、応援してくれて、本当に感動しました。日本の地方や世界中の大バカな友達たちからも「何かできることはない?」と、連絡もものすごいたくさんもらって、その気持ちだけでありがたすぎるぐらい!!!! そんな人たちが100人や200人じゃ効かないぐらいいて、感激もひとしお!!!!

自営業をやってると最終的には一人で責任を取らないといけないので、いざとなった時はひとりで野垂れ死ぬことを覚悟しつつ生きてるが、こうやってみんなで場所やコミュニティーを作ってると実感できると、本当にやっててよかったと思う瞬間。そう、経営上は個人が運営している場所だけど、すでにマヌケは世界中の友達も含めてみんなで共同で作っているコミュニティーだと再確認。うかつに「赤字だしもうやめた!」なんて思っちゃうのはもったいなすぎる。

いや〜、こうなったら期限の6月末までにもう少し策を練って、なんとか存続を模索しないとな〜

スタッフとして手伝ってくれた台湾の阿翔&ユミちゃん。そして、ふらっと上海から遊びに来た毎日やたらご機嫌な宝妹
頼まれなくてもひたすら呑んだくれ続けるシンくんと、久々にあったけど実は長年のマヌケ友人のフジロッ久藤原くん
台湾チームや北京チーム、そしてその友達などなど、大混乱に
ロンドン&香港のバンドremisoを囲んで
夜8時の開店から翌朝5時まで、常に人が入れ替わりながら満席。当然、高円寺のとんでもない奴らも。死んじゃう! ありがたい!
開催日は月曜日と火曜日だというのに、ものすごい量の酒が消費されて行く。おーい、酒造メーカーやビール会社もカンパくれ!
つまみや乾き物なども続々と到着! こちらはカンパ制に
景気のいい人が「釣りは取っといてくれい!」と、続々とコインを投入。うわー、かっけえ!
以前紹介した後も続々と支援の酒が送られてくる。これは数年前に泊まってた太田さんより。ありがとう〜
近所のアマネちゃんもやばそうな酒を差し入れ!

ギリギリ間に合わず、BARの翌朝に到着した酒も! これはマヌケ常連のマヌケ、永田さんより

他にも、「貧乏人の逆襲」「世界マヌケ反乱の手引書」などの編集者の井口さんからも人を殺しそうなウイスキーをもらったり、えらいことに! 困った困った! と、弱り果てると、各地から大量の酒が届くとは、これはいったい…! さて、そんなことで2日間があっという間に過ぎ去り、蓋を開けてみるとすごいことに!

はい、ということで会計報告です〜

仕入れなどを差し引いた2日間の収益は、なんと10万7013円! ギャー、すごい!

そして、募金箱に投入されていたお金は、3万6284円! うわー、みんな貧乏人なのに羽振り良すぎる!!!!!!!!!!

ということで、マヌケ存続のための資金、この二日間で14万3294円が集まりました!!! これはもう頭が上がらない!!!!!!!!!! なんとかマヌケ維持のために頑張ります!!!!!

本日から、マヌケ倒産回避BAR!

今日からマヌケゲストハウス倒産回避のためのBAR!

やばいとなったら、いろんな人が応援してくれて、今日と明日のために「これを売って!」と、お酒をくれたりしてる。これはありがたい〜

まず京都で会ったオークラさん一家! 「マヌケを残して」とのこと。ありがとう〜

京都の日本酒をもらいました!!

そして高円寺の謎の酒飲み、あやみちゃんから秋田の日本酒。これはおいしそうだ!

さらに! 半年ほど前にマヌケに滞在してた台湾人のテンミちゃんからは、フラッと現れて「ほら、これでも飲んで!」と、ポイっとウイスキー瓶を置いて去って行った。おお、江戸っ子みたいだ!

ということで、4/15、4/16の二日間、マヌケBARやってまーす。